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プランを固めるという流れ

昨日は、不思議なご縁で知り合ったあらゆる住宅業界のフランチャイズのツールやマニュアルを作っているコンサルの方との2人忘年会でしたが、まぁ実に面白かったです。

 

説得力ある生き方をしている人には間違いなくストーリーがあります。このようにちゃんとしている人とオハナシをしていても同意できる話ばかりで、話をすることでこれから先の展開も見えてきましたが、今日は今日とて、プライベートで数人が集まり忘年会となりますので、体調崩さないようにいたします。ちなみに昨日は二日酔いにならない程度でとどめましたので全然大丈夫です。

 

さて さて イエヅクリノオハナシをします

今日は、プランを作成していて感じたオハナシですが、プランを固める方法です。

 

よくハウスメーカー工務店、建築家もプランを提案する時に1つだけのプランを出す方が非常に多いですが、この方法って、選択肢として正解と言えるだろうかと思ってます。

 

選択肢がない提案って、YES or NO しかなく、提案された側つまり消費者側は、なにも広がりませんよね。

 

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業界人は、よく相手は素人だ!といいながらも、心の奥底で思っている事を引っ張り出したり、色々な可能性を広げない提案ってどうだろうと思ってます。

 

建築家などは、これだと思うプランを絞り込んだのでという方もおられますが、それこそ、それが押し付けであり、「あんたの家ちゃうでぇ」と思ったりします。

 

しかもそれで良し!と思ったプランだけを出して「いや、こんなのじゃない!!」と言われた時に説得に入ったり、器の狭い方だと少々逆切れ気味で「では、どんなプランがいいんですか!」と〝相手は素人〟と言い切っていた相手に聞くプロもいますが、こういう方は、その時点で提案が広がる可能性は低いので商談はやめたほうがいいと思います。

  

だから、色々な可能性で考えたプランをいくつか見た上で選択して、またそれをさらに細分化して可能性を探り、固めていけば納得されます。

 

例えば、最初の提案でABCD案を出します。

 

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それはそれぞれ違う考え方のプランです。

 

おそらくプランを考えている時にこうしたらどうなるのだろうか?とか考えているはずなのですが、それをまずは、徹底的にあらゆる可能性のあるプランを書いてみます。

 

そこでこれかこれかな?と絞られた案(上ではBとC)をさらに修正かけて可能性を探れば、B-2 B-3 C-2 C-3などができていくわけですが、この段階で書いてみてわかるのですが、途中でおさまらないので没になることも多いので、出来上がったプランだけが提案として見せることができるのです。

 

ここで日頃プランをしない消費者が、勝手な思い込みで進めるのではなく、はじめて新しい発想に気づいたりするのですが、ここが一番プランニングで面白いところなんですけどね。。。

 

ただポイントは、3階建てなどであれば、3層ともプランを作成することはとっても時間を要するので、キーとなるフロア(ほぼLDK)だけを徹底して考えるのです。

 

そのキーとなるフロアを決めれば、階段の位置などがある程度確定されてきますので次なる階をまた考えられる色々なプランを作成して固めていけば、満足したプランに辿りつきます

 

ただ、これは弊社とお客さまのようにお互い信頼して、まずは業者を決める前に要望を固めていきましょう!という段階だからできる事であって、家づくり会社は、ひとりのお客さまにそれほど時間を書けれないという姿勢で取り組んでいる会社が多いので、こういう進め方は無理かもしれません。

 

しかし高額な買い物でずっと暮らす家だからこそ、余計にこのようにプランに取り組むべきかと思います。

 

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