素人さんの為の家づくりい・ろ・は

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その家づくりを依頼する会社が大丈夫?と言える根拠は何?

 

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皆さんが、そろそろ建て替えを…リフォームを…と考えた時にどういう行動をおこしますか?一度冷静に考えてみてください。


私は、とりあえず雑誌を買う!という人は、その雑誌を見ると掲載されている見事なその写真も、ほとんどプロの撮影です。プロなので実際よりもうまく撮る方もおられますが、でも、よく見れば、家具を置いている内装と置いていないものがあります。

 
実は ・・・

 

 

これが今では仕事になっていたりしていて 家具のレンタルをする会社もありますが、モデルハウスと同じで、実際は、これらは住まい手の方のセンスでもあり、これらの家具やインテリアでよく惑わされます。

 
でも、その家具・照明・カーテンなどを外して考えてみるとどこもかしこも、あまり変わらない内装になるものなのです。


しかしながら、リフォーム雑誌でも、数年前から比べるとかなりのレベルが上がったものですが、でも、その雑誌への掲載するための経営者の投資は、それはそれは、すごい費用=コストとなっていますが、これからの経済の事を考えるといずれお互いにパンクしないだろうかと思ってしまう。。。余計なお世話ですが。

 

皆さんが買う雑誌の価格が安ければ安いほど掲載されている会社の費用の負担率は上がる理屈になっていますが、これはフリーペーパーを考えればわかる仕組みです

 
その価格は、実はチラシを作成して配布するより高かったりします。

ちなみに超大手の雑誌で4ページで150万から180万ほどで、それでも2-3か月なのでまだましなのですが、全国版の月刊ハ●ジングで当時は月200万!!でしたが、今はまだ上がっているのかは知りませんが、リフォーム雑誌で1ページ掲載で当時は80万程でした。

 

この価格について、あなたもまず中小の工務店の経営者の立場で考えてみてください。このような事に対して投資するのは簡単ですが、このコストをちゃんと回収できるのか?であります。だから、資料請求する側は気軽でも、掲載した側は必死。

 
結局は、家づくりの競争ではなく、営業テクニックの競争になってしまうのです。


で、洗脳や押し付け、過剰で高額な家づくりへと進んでしまいます。

 

その他の行動として、私は住宅展示場に行く!という方。ちなみにこの時点でリフォームする人の行動としては、間違っています。

 
どこもかしこも今の時代は、ハウスメーカーもリフォーム!と書いていますが、そのモデルハウスにいるほとんどの担当者は、新築や建替えの営業担当者です。

 

つまり、リフォームのお客さんに親切にしても自分の成績にならないのですので、はなからリフォームといえば、相談に乗れないし、もし迷っている!ということであれば、リフォームは無駄が多い!!などといって、やはり建替えに仕向けていこうとされますが、それが営業心理というものです。

 

そのご訪問したそのモデルハウスの展示場への費用も、恐ろしい販促費と家賃なのです。だから、高い粗利益を計上しなければ、途端に赤字になるのです。

 
上場していて、全国展開している割高な家を売っているハウスメーカーなら、そのからくりはまだ理解はできますが、地域密着でしているローコストのフランチャイズに加盟している工務店程度であれば、その戦略には理解に苦しみます。おそらく近い将来ローこうと住宅という言葉は消えるのではないでしょうかね?ローコストをあれだけウリにしていた住宅会社もそもそも当時から安くはなかったのですが(笑)口にしなくなっていますから。


 モデルハウスを建てなければならない
 ツールを本部から買わなければならない 
 営業マンを雇わなければならない
 フランチャイズ本部になんでも経費を払わなければならない
 資材もそこから買わなければならない

 

で、フランチャイズ店などが強調して売っている家は、自称ローコストの家で、ハウスメーカーと同じ売り方なのにローコスト。さて、どのようなカラクリで可能なのでしょうか?普通に考えても疑問ですよね。。。

 
ローコストに見える(見せてる)だけで全然ローコストではないか、本当にそれなりの家なのかってなことになります。


そうなれば、おそらく家の質(性能や仕様)若しくは、職人の手間代を見直そうとすれば工事内容と工程が違うということになると推測できるかと思います。

  

そんなローコストのフランチャイズに加盟している工務店の経営者として考えれば、ある程度の棟数を捌かなければならない経営状態であると考えれば、これから先続かないのでどこかで必ずしんどくなります。

  

で、ある日方向転換して高級路線といっても、説得力に欠けるので、あとの祭りとなり、ますます選ばれなくなるんです。


だから、フランチャイズに加盟したりすると最初は何でもお金を掛けて目新しい事をするのでスタートはいいのですが、次第に価格競争に巻き込まれ、営業テクニックの競争にも巻き込まれ、薄利でしか受注できなくなり、職人も安定せず、そもそもどんな家を良しとして、どんな家を世の中に供給したいのかが見えなくなっていき、経営状態が悪くなっていくのです。

 
このパターンがほんとに多いです。


一度ローコストの世界に入ると職人への現場への姿勢の教育もそうなっているので、やっつけ仕事のように家づくりを携わる事になるので、それなりの覚悟がない限り、戻る事は相当な労力になるんです。。。社員さんも・・・


なのでこれらは、経営者の資質の問題です。


あとはっきり言いたいのは、皆さまが、家づくりを頼もうとしている会社の業績の確認をしっかりされましたか?おそらく見ていないかと思います。あなたの大切な大金を預けたり、家づくりしてもらうのになぜか不思議と会社の経営状態をしっかり見られる方はいません。

 
雑誌に掲載されているから安心・・・なんて事はないんです。口うるさくブログで書いていますが、雑誌に掲載されて倒産しても雑誌社は広告なので知らんがなという対応されますよ。


一度、雑誌の担当者にお客さんが雑誌を見てその会社を知り、その会社が倒産した時 どうご返事されるのか?と聞いたことがありますが、その回答は「それは自己責任です!」とあたりまえのようにお答えされていましたよ。

 

それなら、さも優良であるかのようないい方はしない方がよろしいのではないでしょうか?とご指摘しましたが、あたりまえかのように無視されました。


てなことで、皆さまもこれから先の景気を考えて、くれぐれもお気をつけてくださいませ。掲載されているから大丈夫ってなことなどありません。記事や取材の雑誌と広告の雑誌の意味が全く違いますので。

 

◆家づくりをする時にするみなさんの行動!

www.ie-par.jp