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契約前の書類を見れば誠意がわかる⁉

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昨日は、朝から、うーーーーん?となるプロの方の対応とご説明におおいに疑問を感じる事からスタートしました。

 

ひっぱるだけひっぱいといて、それはないだろ・・・です。
心というか誠意がない。

 

これに準ずる話で 工務店に頼む際には、皆さんは、大きく4つの不安な点があるようです

 


まずひとつは、手抜きや欠陥が心配。

 

これに関して、工務店は心配だけどハウスメーカーなどは、その心配がない!という理由や根拠が、私にはよくわかりませんが、相手の会社の大きさだけで判断して都合よく信用しているか、していないかだけの差のような気がしますが、会社が大きいか、小さいかで=イコールで考えていないでしょうか?

 

あと意外にも、自ら価格を値切り過ぎて不安になっていたり・・・

 

ハウスメーカーであっても、工務店であっても、確かにコストを削りすぎるとそのしわ寄せは、間違いなく下請けの職人さんにしわ寄せがいきます。

 

よって、その心配は当然かと思います。無理をした価格であれば そりゃ~どこかにしわ寄せがいきます。


ところが!安くなったように見せているだけのケースも多いし、高ければいい!!というものでもないから、皆さんにとってわかりにくいものとなっています。

 
結局は、正当な利益で適正価格が理想と言えるのです。

 

現場では、よくこんな声をよく聞きます


 少し無理した価格で契約したから安い職人を使う


・・・そうなんです。結局は無理した現場では、こんな事になります。


これも、知らない方が多いのですが、役所も現場確認に来て(ただし役所なので大きな責任も意識もない)瑕疵保証で第三者の機関が工事中に見に来て検査をします。

 

以前は、これが現場ごとの任意だったのですが、今では義務になっています。

 
役所も、街のためにもっと真剣にしっかり見ればいいと思うのですが、そこは役人。それをすればするほど責任まで問われるので、常に逃げれる体制を確保しながら、責任も負わなくて済むような逃げ腰で見てます(笑)

 

しかしながら お金もしっかりとってです。

 
あの耐震偽造問題の時に自分たちが審査して承認しておきながらも、まるで他人事のように言えるのはそれらの意識の低さからですが、マスコミも含めてあれだけ大騒ぎしたのに東日本大震災で1棟も潰れていない事は発表しませんが、マスコミや役人は、昔からのそういう体質なのでほっておきましょう。

 
次に皆さんが、心配になる点として見積もりが高いのでは?という点。

 
これは、私のように過去のデーターがない皆さんは、まず比較検討する事が大原則です。比較検討すれば、ある程度答えは見えてきます。

 

ただし、考えられる工事を全て何らかの答えを出してもらうようにしておいてください。というのは傾向として、最初の段階で別途を多く残すようにされますので、それらをのぞいてある程度、安い印象を与えようとするのです。

  
で、競合先を排除してからその別途内容を割高で出すようにしているのですが、この手口は非常に多いですよ。。。

 
また、リフォーム会社に多いのですが、中には、下請けに丸投げで、見積もりが出てきた価格に利益を計上しただけで出す会社もとても多いものです。

 

そりゃ~ 高くなりますし、内容を理解しないまま、見積もりしたものが流れますので
そりゃ~ 大いにもめる要素はあります。

 
いずれにしても、必ずある程度まで比較検討する事をオススメします。

 
比較してもわからない!という方が多いですが、そんな時にこちらで見積もり内容を見て、わかりやすい比較表をこちらでつくりますので遠慮なくご相談ください。

 
見積もりや契約前の書類を見れば だいたい心ある対応をしているのかどうかは見えてくるものです。 

 

不安な点その3は、設計やデザイン
これは、工務店に頼む際の不安な点で一番多いかもしれません。

 

確かに職人上がりで、設計の勉強をしたわけでもない経営者が多いのも事実で、設計にもセンスなどもありますし、でも、デザインばかり追求された家は、とかく通風なども悪いもので、風の通らないプランニングがあたりまえのようにあったりします。プライバシーと言いながらも本当に風通しや外見えなくていいのかな?と思います。


ならば 設計の得意な人に絡んでもらったらいいのです
つまり 設計事務所=建築家です

 
もちろん誰もかれも設計費として、200~300万も払えないし、払う気もない方もいると思いますので、ハウスメーカー工務店に頼むような価格で設計事務所がスタッフとして絡んででもらったらいいのです。

 
もちろん!こんなコントロールは、建て主の方には無理なので、そういった事を私がするのがサポートの役割だと思っています。


最後の不安な要素その④ 経営状態 

 
中小であるので上場会社や大企業と違い、そのような印象を受ける方が多いようですが、まずここで注意するのは、大きな資金が動く、分譲をしている会社は、特に注意が必要です。

 
最近は、工務店でも家を建てたいがために土地を買って分譲に手を出して、資金繰りが大変になる会社も多いようです。

 
ですので、分譲をしている会社ほどリスキーだと考えるのが普通です。

 
あと契約内容の支払い条件です。できるだけ着工や契約時上棟までに全額に近い費用を払わせようとする会社は、かなり自転車操業で危険なのでは?と思った方がよろしいです。そもそも何もしていないのに先払いする必要はありません!そんな時は、出来高払いにしたい!とお伝えください。


本当は、決算書を見せてもらえばいいのですが、まぁ~見せてくれる会社はありません。ある会社さんは、契約してくれるなら見せます!とわけのわからない理由をいわれてきたことがあります。契約するか、どうか、相応しい相手かどうかを検討するために決算書を見せて!と言っているのにそんな言い草をしてきました

 
つまり、こういう場合は、何かが問題あるのでしょう。かなり、派手に宣伝している会社でしたから。。。

 

そこで、第3者の立場であるハウスネットの場合は、紹介する会社さんの経営状態は、そのあたりにいつもシビアな取引先からの情報などもすぐに耳に入りますし、危ない会社は一切紹介はしておりません。

 
まぁ~ご本人たちは、それにも気づかず、紹介を待っているのですが・・・

 
他に対応や見積もりやプラン内容、価格などを見て、実際に工事をされた方のアンケートの評価も踏まえてお客さまに安心してご紹介できる会社さんを探しております。

 
おかげさまで契約された場合は、事故もクレームもなく、皆さん、楽しんで工事ができております。

 
いずれにしても、4つの不安点も解決する方法はありますが、これまでの家づくりでは、このあたりの問題回避をせず放置されたままですが、それでは、いつまでも弱い立場のお客さまがリスクを負うばかりでおかしいです。

 
その4つの不安点を解決して、家づくりが安心してできるようにするのがプロというものですが、もちろん相性やご縁というのは、ついて回るもので、文句やケチばかり言うお客さんにはいい工務店は対応してくれませんが、逆もしかりです。

 

お互い気持ちよくと思えば、適正な相手を適正な進め方で家づくりをすれば、何の問題もなく、楽しくスムーズに家づくりはできるものなのです


それが本当の家づくりというものです。 

構えて試合開始!という姿勢ではいい家づくりはできません

 

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