家族の気配を感じる家を・・・
マンションは、この先どうなるのだろうか?
冷静に考えるとなぜそこまで人気なのかわからない。
なんでそんな何でもないありきたりの内装や設備なのにそこまで高い?と感じる
コンクリートボックスですよ。
間取りは高級であろうがほぼ同じ よく似たもので目新しさはない
昔の団地が廃れたように潰せもできない廃れたマンションがずっと残ったりするのかな? ハリウッドの世も末的な映画のように廃れたマンションが潰されずに残る時代も来るのだろうか?
例えば このようなシーンの背景
マンションの子供室は、ほとんどが玄関入ってすぐの部屋。
真ん中に廊下があり、サイドに脱衣浴室トイレが並ぶ。
で、奥のキッチン&リビング&時に夫婦の寝室となる和室。
そのリビングに両親がいても会話もなく、子供が自由に部屋を出入りする間取りが実に多いものですが、マンションとなると不思議と無頓着になる方が多いです。
戸建てでも、このような現象が起きる間取りは、いっぱいあります
ハウスメーカーのプラン集や建築家で2階リビングを強調したプランなども、1階に子供部屋があったりしていますが、それらを採用する際には、よーく考えた方がいいです。
びっくりするほど大きな家ではないのに家族が顔を会わせないようなプラン。
住宅を携わる者として、設計者として、住まい手として、本当にそれでよろしいのでしょうか?
何もわからない 見えていない消費者がいいと言ったから・・・は、理由にならないです
サザエさんの家の玄関を覚えているでしょうか?
あの玄関ドアのガラガラという音。家族ならそのうち音だけで誰が開けたのかわかる事でしょう。でも、今はほとんどの家がドアで、引き戸であっても、残念ながらあの音はしないです。
昔の戸建ての間取りも、玄関開けたらすぐに2階への階段っという家も多かったように感じます。
玄関ホールに立っていても廊下と壁と扉。どこに誰がいるのか全く見通せない家。何度も言いますが、それほど大きくなくても…です。
家族の気配が感じることができない家。
ほんとにそれでいいのでしょうか?
家族というのは、一緒に暮らしてこそ家族であり、会話の中から色々な考え方にふれ、反発や賛同を感じながらも、頭で考えたりするものだと思います。
プライバシーを守るという言葉を使って、家族のコミュニケーションを避けている個室などをつくって、逃げ場を時間をかけてプロと一緒になってつくっているようにしか思えません。
協調性が足らない
無関心
会話ができない
そんな子供を育てる家づくりで本当に大人として親としていいのかな?と感じる家づくりがとっても増えております。嫌な事件がある度に感じるのですが、こんな事も多少関係しているかもしれません。
もちろん 大人ばかりの家であれば、文句もないですが、子育て世代なのに子供の部屋を贅沢させる
そのために建て坪数を増やす
それって プロの話法に乗っかっていませんか?
■ 主旨考えを持った家づくりを…