素人さんの為の家づくりい・ろ・は

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その家づくり 本当に元請けですか?

 

 

川があり、少し上りや下り坂がある郵便局までの道で車椅子の方が、炎天下で上り坂を汗水たらしてあがっていたので

 

後ろから押していいですか?

 

と声をかけて、上り坂のてっぺんまで押したらそのおじさん 

 

ありがとう!お礼に何かあげないとね!

 

と財布をさわりだしたので、いえいえ・・・と言って、熱中症だけにはくれぐれも気を付けてくださいな!とお声かけて、お別れしてきましたが、私も気持ちがいいものです。皆さんも、是非、人に優しくしてくださいね。

 

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さて、そんな事はさておき、イエヅクリノオハナシ。
  
今の時代、上場企業であるハウスメーカーだけでなくても、広告宣伝費が安くなったのか、様々な会社がテレビCMによく出ますが、でも、中小などが無理して背伸びをして、派手に広告をした後にその後、ある日突然経営が厳しくなったり、音沙汰なく、いつのまにか消えたりもしてます。私のところに届いていた家づくり会社のDMも最高7社だったのが今では1社のみです。

 

間違いなく経営の身の丈でしょう

 

そりゃそうです。あのプロ野球選手ですら、身の丈にあっていない生活をして挙句に盗難して捕まるのですから。

  

例えば、私の会社が、今コマーシャルして、2000万使ったりすると途端に倒産です(笑)2000万をすぐに回収できるほどのお客さんがすぐに集まるわけでもない…ですよね

 

これは、単純でわかりやすい事例ですが、規模が多少どうあれ、費用対効果という点では同じ事です。400万を5回しても2000万。都度400万以上の利益を上げない限り、赤字は増えます。

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また 家づくりの仕組みとして、コマーシャルをしている会社だから安心だとも言えないし、会社名だけ信用して、大手の会社と安易に契約しても、組織だった会社ほど実際は、点検やアフター含め丸投げで、無名の下請け、または孫請けに工事をさせている事も、これをお読みの消費者の皆さまもご存知ですよね。

 
同時に、いよいよ来年になる消費税アップ後の景気では、各ハウスメーカーなどは、単価を下げることはできないですので、利益を確保するためにいつも最後のしわ寄せは、下請けを叩くでしょうけど、これからの時代は、おそらく通用しなくなると思います。

 
小さなメンテや補修が発生するとそれを下請け任せにして、責任も負わない住宅メーカーも、まだまだあるようです。(建売ではメンテすら来ないらしい)

 
何のための高利益が必要な仕組みなのか?ですが、心がないですね。。。

 
そんなことされると薄利の孫請けなどは、耐力なくなり時間と共につぶれてしまいますが、楽しくない 儲からない 労働条件がきついとして若い子も来なくなるし、その問題の原点をつくりあげているのも大手だったりしますが、どう考えているのだろうか?

 

きっと どうも考えていないでしょうね。

 
不動産会社のように元請けの管理などが甘い会社の場合は、下請けは悪知恵を働かせます。もっとこうしたほうがいいけど、してもお金も貰えないのでこのままでいいか…という姿勢でまた1棟、粗悪な家ができます。

 
これは、建売に見受けられる姿で、不動産屋は利益をとるけど そのあとは丸投げした先に言ってくれ!と無管理だったりします。

 
だから工事をした工務店は、少しでも利益を出そうと現場でどうするか?と考えれば発注者の不動産会社が何もわかっていないので、決していい性能とは言えない価格優先の家づくりを提案する。見てもわからないのでそのまま資料としてお客さまに見せるのみで、基礎や構造や下地材、断熱材は仕上材で隠れてしまう部分を自分たちが生きていくために、やむなくそのような見えないところであるが、住まい手にとっては、とても大切な部分で上手に手を抜くことを考えます。

 
他には、利益がなくても暇よりまし!ということで、仕事をしている下請けもあるようですが、元々利益がない現場なので気持ちがこもっていないこのような〝心のない〟家は、あたりまえ的に出来あがりが違います。

 
こういったことが、快適でない家であったり、欠陥住宅の要因となり、協力業者の経営を厳しくしている現状です。ウィンウィンでなく、不動産会社だけが儲かるだけで誰一人として幸せでない家づくりとなっています。

 

また最近では、インスペや検査員として言われることがありますが、その価格でこういう内容で建てますよ!という資料が手元にいただいてご契約されている場合、どれだけ検査員があぁだのこうだのと言っても、そういう契約になっているので無理!と言われるかと想像できます。

 

なので建売が心配なので…と言われても、価格なりの内容ですし、姿勢ですし、お金を掛けて検査員など入れて指示されても、契約内容通りと言われたらどうしようもないですよね。これってつまり、不快的住宅を間取りだけ多少変更できても、手続きを踏んで購入されているという事が実態。

 

もちろん儲かるのは不動産会社。まぁ~目先の利益しか見ていないので、外車も乗れるし、一生治らないだろうなぁ~と感じるこの体質。

 

そのためには消費者を賢くしていかないといけないと思っておりますので個別でもセミナーをマメに開催するということになります

 
でも、こうなれば元請けという名の丸投げとブローカーの違いが私にはよくわからない(笑)


いい仕事した人がちゃんとした利益をもらう
仕組みをするだけで経済的になる家づくりができると思ってます

 

■ 身の丈ハウスの家づくり

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