都合よく下請けと協力業者と使い分ける!?
ここ2‐3日で電話での相談が異常な状態で、ほぼ事務所内にいながらなにも作業ができない状態ですが、ひとりひとり納得スッキリしているようでよかったです。
その中のひとつは同窓生のご姉妹で、親の資産である賃貸を預かったようですが、修繕を依頼する会社の見積もりが異常だという事のようですので、では、チェックしましょうか?という内容
もう一つがツイッターでも書きましたが、これまた建築家とのトラブルのようで、最初の話と変わってきたようで、どうも素人だからとなめた態度で接しているようです。
いずれにしても、どれも話を聞いていてもストレスのたまる事ばかり。この業界の方々は、ほんと誰のために何をしているのだろうかとよく感じる。
特に建築家は、消費者のためにいい家づくりをするというよりも、自分のために作品や実績をつくっているという感覚ではなかろうか?
こうなってくると正直者が馬鹿を見るのか?とか考えてしまうけど、潔さというか、いずれも姑息だなぁと思うばかり
学生時代の事を考えると不良なんかは、一般の人より少し早く大人になった人が多いので、私には心地いい人が多かった。 もちろん理不尽や幼稚な不良もいたのは事実で、そのあたりはお付き合いする人、相手する人を咄嗟に見極めていた感じがします。
学生い時代の不良ではないですが、態度ふるまいに関して、この住宅&不動産業界にいますとそこでその態度はどうだろう?とか、言葉の使い方が間違っている!と思う事が時折あります。特に元請が協力会社に対しての態度などはよく感じることもあります。
協力業者会らしき集まりで、ご本人たちを前にしていると、誰もが “協力業者” と口にして、時には、運命共同体!なんて、尻が痒くなるような事を経営者や責任者を含め、満面の笑みで、でも若干の上から目線で平気で口にしたりしますが、その彼ら協力業者にしている日頃の態度や言動などでは、あきらかに下に見ているので単なる〝下請け扱い〟をされていると感じることが多いです。
特に期末などで数字が厳しくなったりするとFAX一枚で
〝減額のご協力のお願い〟
なんて事を書いて、有無を言わさずに発注金額から消費税分などをひいたりします。
私の経験では、発注の流れで一切かかわらなかった責任者又は経営者がいきなり電話してきて、この現場厳しいので協力してくださいと発注納品後に電話一本で済ませようとします。
それを拒否すると呼び出して、威圧されたこともありますし、了承するまでグダグダと帰さない方もおられましたが、この方々とは2度と一緒に仕事をしたくない!と感じさせる対応です。
だからそれは困る!と協力業者の経営者が文句を言ったりすれば、来年度の仕事が減りますけどそれでもいいのかな? 的な態度や言動で圧力をかけます。
それが、担当のペーペーの社員でもあったりしますが、こんなやりとりを隣で見ていても、かなり不快でした。
で、そのコストを叩いた分で、自社が利益を確保したことで、皆さんのご協力のおかげでなんとか目標を達成した!として、それをわざわざ発表して、その大切な協力業者の方々から、そんなことしていたらそりゃそうだろう~と反感をかい、それでもその空気に何も感じず、お互いビジネスなので・・・と騙し騙し上っ面のお付き合いされている。
これが、組織でつくる今の現状の家づくりなのです
そんなこと考えると都合のいい時だけ、運命共同体や協力業者といいながら、根っこの部分で、「所詮下請けやん! あんたらが仕事できるのも私のおかげですよ」ってな感じがプンプンしているので、私はその空気が大嫌いなわけです。
それにしても、このセリフどこかで聞いたことがあるなぁ。。。と思ったら、以前、ある営業マンが、設計や工事や事務の方々に対しての評価を私に口にした時のセリフと同じです
皆さんが、ごはん食べれるのは契約してくる私のおかげ・・・てな事。
そんな事考えれば、営業をはじめ、住宅会社やその組織そのものが、そういう体質なんでしょうかね。。。これ、ゼネコンにもよく見かける姿勢ですが、さて、大切なことは、こんな姿勢や考えで消費者が希望する家づくりを気持ちのいい空気感で作り上げることができるでしょうか?
契約する前にほんとよーく考えてみてくださいね。
彼らの家づくりの価値観や目線は、なにが最優先であるのかという事。
で、これからの時代、こんなこと、いつまでも続けることができるとお考えですか?・・・ね。
そんなことからも、この住宅&不動産業界は、まずは、人として、人に接する時にまずちゃんとしましょうよ!と言えるのです
だから ちゃんとしよう!正直な家づくり!と言いたくなるのです。