木造のシェアが伸びるという事は・・・
以前 お客さまの要望もありまして、吉野の材木屋までヒアリングに行ったことがありますが、林業は大変なお仕事とわかりましたが、国の施策の失敗のしわ寄せがいってます。
日本の木を使うな!と言っていた高度成長期に輸入材が緩和されて・・・という感じでこうなるだろうと。とかく国のせいとか、政府が悪いとか、誰かのせいにしている業界は、廃れがちなのですが、若い大工と共に育ちませんから、だから簡略化で金物工法も増えることになるのでしょう。
その分手間は下がるはずですが コストは下がりません(笑)
あげるときだけは宣言するのに、どれだけ原価が下がっても、この住宅業界は、宣言して下げることはしませんからずっと上がりっぱなしです。
これから先は、棟数が見込めないから、単価と坪数を上げて調整されていきますが、くれぐれも皆さんは、業界やマスコミに踊されないで、小さくても満足するシンプルイズベストでいい家作ればいい・・・と思います
ちなみに気づかれています?
服も流行り廃りを繰り返して、次から次へと買わせようとしている事。白シャツにジーンズでよければ、ラクなんですよ。要はどの業界でも、流行りはつくられていますという事です。
さて、6-7年前の記事ですが ご覧ください
木造の比率が、当時の5年前と比較すると上がって全体の87%が木造だった!という記事ですが、これを素直に見て皆さんどう感じるか・・・であります。
非木造の会社といえば、鉄筋コンクリート造や鉄骨という事になりますが、ハウスメーカーの工法をよく考えてみてください。大手と言われる会社は、不思議と鉄骨系がほとんどです。
つまり100人建てる場合、87人は木造で建て、残りの13人をそれらの会社とRC造の会社が競い合っている事になりますので、そりゃ~しんどいですよね
これは、とっても小さなシェアをその営業系の会社たちが奪い合っているということになりますが、でも、そもそも何で木造で建てないの?という点がミソであります
皆さんも既にご存知のように、少し前に三洋がパナに吸収されて、元クボタハウスの三洋ホームはパナと合併か!と思いきやなんとあっさり斬られました。その後はリクシルが・・・
でも、確実に住宅着工棟数は減りますので、先々こんな撤退!や合併!!などが多くなっていくような気がしませんか?それこそ三井住友なんでありえない!と言われていた昔の銀行のように。
だから 将来三井住友ホームなんてできたりして。。。ミサワにトヨタも出資しているのでトヨタミサワホームなんて。。。積水ハウスとハイムって同じ積水ですし・・・
まぁ~正直どこがどこと一緒になろうが、なるまいが、本人たちは大きな問題でしょうけど、私たち一般消費者には、あまり関係ないハナシで、どちらでもいい事なんですけど、きっと間違いなくいずれ淘汰されることでしょう
10年以内には・・・
でしょうかね・・・