家づくり失敗する14のタイプ
いつも こちらのブログをご覧いただきまして心から感謝します。
で、今回は少しこれまでとは視点を替えプロから見た “付き合いにくい施主さん” というのをこれまでのプロとの雑談を踏まえて皆さんにお伝えします。
家づくりは、消費者とプロとの共同作業です。
ですから 俺が客だ! というタイプの方とは、いい家づくりができないものです。
ですので、これから書く事を読むことで、少しでも家づくりが成功するためのヒントになれば・・・と思います。
では まず①
商談中での出来事でよくあるのが、暴れ回る子供を注意しないで会話が途切れたり、会話が聞こえなかったり。。。
これ以外とよくある事ですが、普通にお話をしていても、ただでさえややこしくて、むずかしい事なのに大切な部分の話が途切れたり、話がスムーズに流れなかったりする家づくりの会話は、決していい状態であるとは言えないもので、後々その大切な部分を聞いていなかった・・・という事もよくあり得ますのでご注意ください。
そもそも子供が暴れて、モデルハウスなどを散らかすのは、いかがなものかなと感じたりします。
その②
住宅営業マンにハナシを聞いた事がありますが、商談中であるのにご夫婦で、こそこそ内緒話をする人もおられるようですが、営業マンとすれば気持ちよくない、気持ちいい家づくりをしたいはずなのにこの態度ではだめです。
その③
山ほどの希望を言いながらも、結局、予算だけ言わない人もご縁が遠くなるタイプかもしれません。あれもこれも、価格的に高い要望であるのに、価格はローコスト基準。最後には、最も優先されるはずの構造や性能が後回しになったりする方もおられますが、要望と価格のバランスというものは、あるものなのです。
その④
質問されても本音を言わない方、答えない方。これも家づくりがスムーズに進まないパターンです。生活パターンなども聞いても、答えてくれない場合、何を望んでいるのかがわからないので失敗するパターンであるとも言えます
その⑤
ご夫婦の意見や2世帯の場合、誰かがまとめない限り、これまたむずかしいと言えます。全く真反対の要望を望まれても、どちらを優先にされるのかが見えてこない場合も、まとまるとは思えないものです。
その⑥
見積もり金額の総額だけを見て、大切な詳細を見ないで、依頼先を簡単に決める人も失敗する可能性は高いものです。売る側はどのようにでもあとで調整できます。別途やオプションという部分を高くするなど。
ですので、できるだけ明細や性能・仕様などを比較するようにする事が基本となります。まさしくヤスモノ買いの銭失いとならないようにしてください
その⑦
ある日突然、急に動き出す人も計画性の点では、失敗する方が多いように思います。それまで全く動かなかったのにやっと土地を見つけたと思ったら、かなり無理で強引なスケジュールでなんとかできないか?と言われる人は、工期最優先というなら、プランや価格は、ある程度端折る覚悟されたほうがいいでしょう。
しかしながら、このタイプの人ほど家が出来上がった後で愚痴も多く後悔される方が多いです
その⑧
業界内でもいますが、露骨にプランや見積もりを渡してあんたところはいくらでできるの?と言われる方は、成功するとは思えません。
これは心理的なものなのですが、こちらが出した見積もりもきっとそのように扱われるだろうな・・・と予測できるから、比較検討の方法にも、ある程度、限度はあるものですので進める方法に気をつけた方がいいです
その⑨
プラン段階や現場でプロのアドバイスや意見を全く聞かない人。これも後でもっとこうすればよかったとかいう場合が多く、こうしてほしい!と言いながら、とかく素人だからわからない・・・という方が多いものです。素直に意見にも耳を貸し、どれがベストかをしっかりと考える方法を取るべきであります
その⑩
イメージがばらばらでまとまっていない人もよくおられます。そもそも商談をしている会社が要望とマッチしていない会社を選ばれている方も多いものです
その⑪
プランを見ても反応がなかったり、口にするのは欠点ばかり。どうしたいと口に言わない人は、いい家づくりができるとは言えません
とかく着工してから変更を言いだしたり、追加変更で結局ムダな費用の多い家づくりになる方もおられます
その⑫
現場で工程が大切なのに職人に長い時間、話し込み手を止める人もいたり、挨拶を全くしない人もおられたりします。お声かけは、大切ですがほどほどに。。。
その⑬
工事前や工事中でも、それは工事関係者がするものといって、建て主であるにもかかわらず、近隣挨拶をしない方は、先々のお付き合いで大きな問題となりますのでしっかり挨拶をしましょう。
その⑭
打合せ以外で現場で勝手に次から次へと変更する人も、問題であります。
窓口は、一本化するようにした方がいいです
トラブルや後悔失敗する方は 以上のどれかに該当します。
これらが、家づくりでトラブルになる依頼する側の要素です。
幸いハウスネットでご縁を見つけた方々は、これらの要素を全て問題なくクリアされている方がほとんどです。
その理由は、これらの要素を秘めている方は私の段階でお断りしているからです。
なんとなく ご理解いただけますか?
家づくりをして、不快になるほどお互い不幸な事はないのですが、プロ側の対応にもその要素もありますが、実は消費者側の姿勢にも原因があったりするのです。
素人である消費者が悪いんですか?と言われる方がおられますが、そうではないのです。どちらにも要素があったりするということです。
所詮お互い人。機械ではありませんので、これらは、コミュニケーションや商談中などの段階でお話しているだけである程度、要素が見えたりするものなのです。
いずれにしても、家づくりはモノづくり。
プロも消費者も、各職人の方々を含め、色々な人への配慮が必要であると言えます。
もちろんこの気遣いや配慮がない方は、プロであっても、消費者であっても、いい家づくりができないと思えますので、ご参加できないとなるのです。
つまり、消費者では、優しいお気持ちがある方が、いい家づくりができると言えるのですが、住宅&不動産業界では、そこに漬け込むプロがいたりしますので、それを防ぐ役割もしていたりします。
あなたも是非 心がこもった家を造りましょう