雑誌も住宅展示場も同じ仕組み⁉
皆さんが、なにげに住宅展示場に行くだけで、こぞって営業マンにご訪問されます。
しかも 突然バタバタと列をつくるように。
その展示場に、モデルハウスを建てるためのコストなどはあたりまえに想像を超える価格が必要となっています。つまり、これが広告宣伝費です。
そのような仕組みが、紙媒体となっているのが、皆さんが安く購入できて手に入れることができる某大手の雑誌です。時折フリーペーパーでもあります。
購入予定者 消費者である家づくり考えているお客さま的には、本の価格が安い!
でも、その本に掲載する側は とっても高くなるのです。
これは、大手・中小など会社の規模など問わずです。
過去には、四季に掲載したり、その間に2回ほどあったりで、多いときには合計6回の雑誌の発行があったりします。
その価格の目安は、1回当たり100万。つまりよく掲載している会社は、400-600万以上かかるという理屈ですから驚きです。
ちなみに雑誌の後ろについている資料請求はがきをするだけで10万円だったりしますが、我々普通の市民の感覚では、きっと高く感じるのでは?
もちろん、これらの費用は、その会社で家を建てるやリフォームする人の経費で消化されることになります。つまり経費として計上されるので、だから理屈上は、掲載されている会社は高いのはあたりまえ!となります。
つまり、年間600万とすれば、月50万もの広告宣伝費がかかっていますが、これについて経営者は、わかっているのかな?
何度も言いますが、その費用は、会社の規模を問わず・・・です。
もちろん、契約できた会社だけではなく、契約できない会社も、資料請求すらない会社も含め、掲載する全ての会社がその費用を同じように負担する事になります。
・・・なんとなく見えてきましたでしょ。高くなる理由。
ですので、雑誌も、住宅展示場も、紙かモデルハウスかの違いだけであり、獲物がきたら、あの手この手で営業のテクニックがお上手な会社が残るようになってしまいますが、これって理想の家づくりと言えますでしょうか?
皆さんが求めている家づくりと言えるでしょうか?
だから、家づくりを依頼する相手選びの判断基準が、窓口の人が感じのいい人だから…とかになります
その依頼先が、適正であり、経済的で施工力がいいとかは、一か八か頼んでみなければ、素人には全くわからない!というのが、今の家づくりの選定基準となっています。
だから、おかしく理不尽であったり、高額で過剰な家づくりとなるのですが、普通の感覚をお持ちなら これっておわかりいただけますよね
■ 今の家づくりには無駄が沢山