大阪には、宅建業法は関係ないの!?
相変わらず、建築や不動産関係のチラシは多いようです。
そのチラシの内訳は、分譲建売、分譲マンション、仲介専門チラシ、リフォーム会社の4タイプでありますが、さすがに分譲マンションは、相変わらず大きくてど派手で、分譲建売は、決まった会社が多いです。
実は、以前毎週入る家関係のチラシを集めていたことがあります。
それは、かなりの数で箱いっぱいになるほどでしたが、ある時期にスパッと全て捨てましたが、そのチラシをよく見るといい加減な会社や社風などが見えてくるもので、逆も然りでチラシ上でしっかりしている会社も見えてくるものです。
例えば、上場している某住宅会社のチラシは、やはり上場している会社の分譲だけあってその内容の書き込みは、しっかりと書かれています。
またチラシを見ているうちにある程度の相場というものも次第にわかるもので、そうなれば、土地の値段を逆算して、建物の値段や価値も見えてきますが、マンションの場合は、価格を広さで割ると㎡単価が見えてきます。
彼らもワンパターンで、上の階であったり、角であれば、少し高い金額設定をしていますが、不思議なもので高く設定されていたら凄くいいように感じる方が多いのですが、上の階が必ず快適とは言えないものなのです。
チラシの話に戻しますが、チラシをしっかり見ていると意外にも、そこそこの知名度ある会社が、いい加減なチラシを配布している!という事実もみえたりします。
ん?これって無法地帯なのか?
近畿圏でチェーン店展開しているところも、肝心なことを掲載していなかったりで、たぶん問い合わせがあって必ず説明するものと信じたいが、これでは、ある意味、騙しやおとり広告のようにとらえられても、仕方がない部分もあります。
特に図面に関して、いい加減に書かれている事がよく見当たります。
例えば
・重量鉄骨なのに柱がない
・壁もない 車や家具の大きさを小さく書く
・土地が明らかに広い絵である
・法規などが明確に掲載されていない
などなど建築的には 突っ込む要素満載です。
しかも肝心の建替えはできない…とか、建ぺい率などを含め、法規上のこと、つまり不利になることは、あたりまえのように小さく、場合によっては、一切掲載されていない会社もあります。
あるコンサル業をして全国を回っている方にお聞きしたことがありますが、大阪は特に質が悪いらしいです。
不動産専門のチラシは、学区などを強調するばかりで、他の建築的な肝心な事を入れていないチラシも意外に多いなぁ~と感じた記憶があります。
とにかく売れればいい・・・という感覚だけなのでしょうか?
それで思い出しましたが、以前こんな事が本当にありました。
土地を見つけて、好きな会社で建てようとしたら、土地を仲介した不動産会社がどこで建てるにしても、必ず当社を通して頂かないと困ると言われたらしいです。
もちろん条件付きでもないのでそんな縛りはできません。
そのあたりを問い詰めるとその社員は急に退社して、担当が変わり、その旨を伝えたらその必要はありませんという態度に変わりましたが、確かこれも梅田にあった著名なとある不動産FC店でしたが、おそらく推測できることは、会社抜きで個人的に紹介料をくすねようとしていたようです。
実際中古として住んでみて、先々いざ建替えようと考えたときに現状より小さくなったりする事もあるかも・・・です。
こんなに情報があふれてる時代で、未だにこんなペラペラの紙のチラシで「5000万や億単位」の物件も掲載して配布されているという事実も、やはりこの業界は奇々怪々であります。
なので、くれぐれも相手が大手だからとか、聞いたことがある会社だからではなく、不動産物件を購入するということで、それだけの買い物をされるので、より慎重に検討してほしいと願っております。
チラシを通じて見ていても、このブログをお読みの皆さんなら何らかのことが、必ず見えてきます。
安いのに不動産会社をスルーしてきた物件にはなにかがある
おいしい、いい物件は 広告しなくてもすぐに売れています。
そう思って丁度です。
くれぐれもお気をつけあそばせ。
■ 宅建業法って大阪は関係ないの?