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価値観は自分で決める家づくり!?

実際に私が経験した家づくりのオハナシをしましょう。
土地から探している方には、なにかの参考になるかと思います。

 

前の会社に勤めていた時代、いわゆるサラリーマンの時代、私と同僚は、ちょうど同じ時期に家づくりをしました。

 

彼は、大阪ではなく隣の県で私は大阪市内で、土地の価格は、どちらもほぼ同じ価格で2000万で、彼の土地は40坪でしたが、私の土地は半分の20坪強でしたが、これだけである程度、環境が想像できるかと思います。

 

敷地に対して建てることができる面積を表す建蔽率は、彼の住む地域は40%(50%?)でしたが、私の地域は倍の80%で彼は2階建て、私は3階建て。

 

彼は、よく子供のために郊外に住むべき!と自分の価値観をよく口うるさく言われましたが、それはあなたの価値観であり、私の価値観ではない!という事で、あまり気にすることなく、はいはいと右から左に聞き流していました。


しかし、結局、最終的に土地だけでなんと1000万以上の差が発生しましたし、工期も向こうは、半年以上長かったと思います。

 

その理由は、彼の土地は、高低差があり、その擁壁工事に1000万ぐらい余分に工事価格がかかったのです。100万ではなく1000万です。つまりその土地は、結局は合計3000万もしたことになります。

 

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擁壁の上に建つ家

多少ゴミゴミしていても、元気なうちは車の必要のない便利な都会に住みたい。田舎なんて年をとってからでも住めるしその時に考えればよい。慌てて通勤が遠い場所に住まなくてよい。時々緑の多い場所に行くから癒されるし、今すぐ住もう!とも思わないし、通勤時間の往復3時間ほどがそもそも私の感覚ではもったいないし、そんなことだけで疲れたくない。


また彼は、車が必要な生活であり、こちらは、自転車と便利な電車であちらこちらに行け、渋滞もない。

 

もちろんこの自分の価値観を人に押し付けるつもりものでもないし、説得するつもりもありません。それぞれの価値観の違いであります。

 

あたりまえですが、彼は私より1000万多くという事は、金利を含めば1300-1400万ほどの余分なローンを組まれていますが、私にすれば、考えられない選択となるわけで、もしそれだけ必要なら学費は助かるし、あと少しでもう1棟小さな家を建てることができますが(笑)ニュータウンという死語になりつつある言葉も数年経てば、空き家だらけでゴーストタウンになるかもしれません。子供が便利だ!とその地域にそのまま住んでくれたら、ずっと成長と変化を繰り返す街となるでしょうけど、便利でもない場所ではこの先ありえませんし、過疎化というそんなリスクが付きまといます。

 

これについて皆さんがどう感じるかはご自由。もちろん強制などはいたしません。もちろん原発問題や震災以降すっかり声を聞かなくなったオール電化にしたい!と言えば、それで進めますし、ガスや太陽光がいいと思えば、それを採用すればいい。あなたが希望する家をベストな方法で建てることに注力するのです。

 

なので、否定も肯定もしませんが、好き嫌いも優先順位もあるだろうけどその程度でいいと思います。

 

■ ご自分の価値観での家づくりを・・・

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