基礎違い
何か飛んでいるのだろうか?何かに反応している。この時期でも、マスクをしていなかったら寝る前に必ず鼻水でぐちょぐちょになります。しかもまたインフルが流行っているらしく、電車などに乗るときは気を付けないといけませんが、皆さんもお気を付けくださいませ。
では、家づくりのオハナシをいたします
意外にもご存じでない方もおられるのですが、家づくりの工事中には、例えば基礎であれば、保証会社と役所の基礎の配筋検査があります。でも、最近知ったのは、これを悪用している建売会社もまだこの時代であるようです。
だから一般的話をしますが、検査する意味は、保証会社は保証するためにであり、役所の検査は、確認どうりにしているか否かのためです。
ただ実際にはそうではあるものの、現実と言えば、不動産会社の建売をしている工務店のオハナシを聞くとなかなかイイとは言えないが間違っているとも言えないグレーな施工を今の時代でもされているようで少し驚いてます。
その基礎については、こちらをご覧くださいませ。大阪市東住吉区の3階建ての某邸の時の写真です。
施工した会社は、超大手のハウスメーカーの協力会社が施工していただいていますので、うるさい指導をすることで有名な超大手と同じ技術力を提供していただいているわけです。
一方で 左は建売会社で、右はホームページで基礎の配筋を誇らしげに語っている工務店の注文住宅の基礎です。
いかがでしょうか?どのような違いを感じられますか?
ここで専門的な言葉や説明などは不要です。感覚を養ってください。
こういうところでも経営者の考え・姿勢 建てる側の意識の問題です。
上の写真を見ていただいたらわかりますが、立派な配筋量といえます。
下の2枚の写真と是非その配筋量と比較してください。
上の現場でたまたま散歩で通ったご近所のおじさんが
『すごい配筋量ですな~ 思ってたより3倍ですな!』
と言われてましたが、そのおじさんが思ってた数字がどうなのかは不明ですが、素人の方から見ても多いという事でしょう。
これらはいずれも基礎の費用の点で違ってくるわけですが、安い意味はそれなりにあるということでそれは同じであるとは言えない事もおわかりいただけるかと思います。
経済的に建てるは、端折るという意味ではありません。端折って高く売るのではなく、しっかりとすることをしてから無駄を省くという意味です。
なお、こちらの現場では、無愛想な事務的な役所の検査員以外は、笑顔で爽やかな現場で終わりました。