耐震検査すると全て“危険”なわけ!?
よく問題にならないものだと思う耐震診断。立派な訪問販売だと思ってます。
リフォーム会社のチラシでも最近は、よく 無料耐震診断!と告知などしているリフォーム会社が多くありますが、無料でする意味が何かをよく考えた方がいいですよ!
そのチラシも最近は、手が込んでおりまして、さも府や市などの行政が実施しているかのような紛らわしいチラシが入ったりしますし、NPOなんて言葉も営業ツール化にしています。
いずれも検査で対応するのは、リフォームを業とする会社や工務店であったり、結局は、「リフォームしませんか?」「リフォームてください!」という言い回しを「リフォームしたほうがいい」といういい方に変えているだけです。
大きな地震があるたびに 大きな社会問題があるたびに 皆さんの意識も向くのでこのようなチラシが増え、同時にその都度、建築基準法は改正されてきました。
ですので、今の建築基準法にあわせると少しでも古い家は、あたりまえのように検査をすれば
“危険”
という数値が出るようになっているものです。
ですので、このような立派な建物であっても…です。
業界人は、それをわかっているから無料で検査をしています。
例えば、同じ建物を検査してもらった結果下記のような結果の違いが出ました。
左は 倒壊する可能性が高い 右は一応倒壊しない
いずれにしても可能性が高いとか、一応とか言葉を足して常に逃げは売っているような表現です(笑)
なのに、以前のある現場では、おそらく検査しているはず?検査しなくてもわかるのにどんぶり勘定の見積もりを出すある大手のリフォーム会社の工事を見かけて、足元を見ると基礎部分が昔のレンガ積みだったのを見かけましたので、皆さんにそんなことを伝えたくなりました
最近のリフォーム写真では、このように基礎のないところもありますからおそろしいです。
■ まるごとリフォームは・・・