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窓を大きく変更してもたったの2000円!?

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取り組んでいるプロジェクトの家づくりの見積りでよく感じる事が、プラスもあれば、マイナスもあるので意外に増減があれば、増えなかったりするケースもあります。


例えば、先日のお見積もりでは、窓の大きさや形状などが一部変更になり、図面などの変更をした場合、当然ながらに費用も変わってきますので見積もりの変更となります。

 

内容は、引き違いの窓を上げ下げ窓2つに変更。それが2か所で、もう一つは間口1間の掃き出し窓を少し大きい1間半の窓に変更しました。

 
プラスマイナスの見積書を約3時間かけて手直ししたら、結果はなんと追加は2000円のみ!!ってなこともありました。

 

この理由は、窓に関しては、結果的に10万弱の追加がありましたが、その分内装外装の面積が減ったことになり、その結果、追加費用がたったの約2000円となりました!


驚くことはないです。これが常識であたりまえの見積もりというものですが、あらためてここで注意が必要ですので、勉強をしてみましょう!


こういうケースでは、企画住宅の場合は、ほとんど下がる分は全くなしとなるので、サッシの追加分の10万が追加となります!と言ってくるでしょう。


わかります?


上で計算した通り、原価がほぼ変わらないのに、追加10万がもらえるとなるとこの部分の純利益100%となります!

 

これが、企画住宅の追加やオプションの発想です。このような手法で、あなたが知らない事をいい事にゴソッと利益をむさぼるのです!

 

誤解しないでいただきたいのは、利益を取るな!ではないのです。適正な利益でいいという事です。


最近では、契約することが見えているお客さんに対して、工務店ですら同じような事をするようになっています。


建て主とすれば、細かい明細であれば、足し算があれば、引き算も出してほしいものですよね!


それにしても、2000円の見積もりに3時間もかかりましたが、いい意味での期待外れにお客さんが喜ぶ顔が浮かぶものです!


でも皆さんが、理解するための見積明細を作る時間もとっても手間がかかるものであるのでその点も理解してくださいね!


もちろん!明細があればある程、根拠としては正解であり、簡易的でどんぶり勘定のペラペラの1枚の見積もりではございませんので。


つまり、この見積もりは、早ければ早いほど、ある意味大雑把で高いだろう!ということが予測されますのでご参考にしてください。ということは、スピードや効率化を求めれば、何かを犠牲にしないといけないものなのです。

 

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