階段の着地点
〝できる〟と〝できている〟は、違う意味である事は皆さんもおわかりかと思います。
それは、プロから見たら明らかで、わかりやすく例えると野球でもプロとアマチュアレベルでは全く違うわけで、できるけどできているとは言えないという世界がどこにでも存在します。
これはプランでも同じことが言え、よく私はこのプランについて、できているとかできていないかの話をよくしますが、家づくりでは、どれだけ性能が良くても、どれだけ仕様が良くても、このプランができているかそうでないのかが基本となります
今回は、事例を作った方がわかりやすいので作ってみましたのでご覧あそばせ。
家は、同じ大きさであるのに無駄が多く、非効率な間取りのために廊下が大きくとられ、部屋が小さくなっていますが、くどい様ですが、これどちらも同じ大きさの家です。
こんなおかしな間取りをよくハウスメーカーの営業マンやプラン力のない不動産会社や工務店などが書いたりします。
その事例がもう一つのブログで以前書きましたがこちらのような間取り
不動産会社が建築条件付きで匠として書いています(笑)
3階の手前の洋室まで行くのに一旦奥まで行って、階段を上がって、また手前まで戻ってこなければいけません(笑)
書きながらもこれらに関して違和感を感じないだろうか?と思いますが、感じないから平気で提案するのでしょうね
これらを見ても、階段の着地点って間取りに重要であることがわかるかと思います。