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京阪沿線で建てるプロ選手のデザイン住宅

 

やっとできました。京阪沿線に建つあるプロスポーツ選手の家づくり。
後から知りましたが同窓生のプロ選手の後輩です。

 

土地を買ってから着工するまでの1年間。右往左往で色々な家づくり会社4社と商談を進めておられましたが、間取りすら全く決まらず、なので価格も見えず希望の家づくりが進まない状況で半ばあきらめかけておられました。

 

建物の予算を甘く見ていて、土地を無理して買ったのがまずは進め方の問題であり、建物のご予算が希望に合致しないほど限られていて、その割に希望する仕様は高級志向なので間取りが先行するととんでもない価格になるし、ご予算をできるだけ抑えようとすると施主が好まないデザインになるという塩梅。

   

ご主人さんのこだわりは、カフェ風のデザイン性の高い家ですが、奥さんは、機能的な家とその点もばらばらだから決まらない。こういう場合はプランと仕様固めに長くなる傾向になります。 

  

そこで対策を講じたのは、設計事務所出身者でかつデザイン住宅を手掛けてきた方で現場管理もでき、仕様についてもよく知り、工事の見積もり明細もしっかりと出す担当者をご紹介したが、彼のこれまでの実績は、社員という立場上あまり表に出ることはないが、それは優れたこれまでの実例集をお持ちで、ネットなどで公表されている物件だけが実例ではないという今の時代ではありえない逆の現象です。

 

この理由は、例えば設計事務所に勤めていた時代に手がけたものなどは、全ての担当者がその方であってもその設計事務所の作品となります。そういうことで世に出ない作品というが存在するわけでして、その方の見積もりについての考え方も原価を出したあとに利益をしっかり計上するという発想は、全く私と同じで驚きましたが、現場で足が出たりして利益が落ちるのはプロとしての甘さだ!とも彼は言いますが、実際に仕事を依頼して終わってみての正直な感想は、その期待値を大きく超えることはなかったが、ご予算の割にとってもよくできていると言え、私自身がサポートしながらワクワクしましたので、今日はその一部だけを公開しましょう。

 

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結果的に少し予算は超えたようですが、費用の割にとってもよくできていると思います。無垢の床よりも床暖房を優先されたので施主さんが希望していたカフェ風とは言えないですが、キッチンの対面のカウンターにご覧のように無垢材を使用しています

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皆さんもご予算との絡みがありますが、是非できるだけのこだわりは通してくださいね。プロはそれで楽しみながら悩まれますので。

 

◆年間6棟限定の原価が見える家づくり