何が長期で優良といえるのかな?
今日は、おそろしい台風でした。地震とは違い時間が長い。いつどこから何が飛んでくるのかわからない。わが家も何を飛ばされたのかもわからない。
写真は、どこかから飛んできたトタン。家の周辺を見てもわかりません。
人生で初めて台風が怖いと感じた一日でした。
あちこちで電柱も倒れた様子ですが、つくづく電柱なんて道路に立てるから安心して歩けもしない。これは、地震でも同じことが言えます
こんな事なら避難する場所に辿りつくまでに問題がおきますし、近くでは電線に何かが当たって停電しているらしいですが、何とかしてほしいものですね 街に蔓延る電柱。
さて 本日のイエヅクリノオハナシ。
1棟まるごとすっからかんスケルトンリフォーム工事の現場を見て感じることは、窓の大きさや位置の変更や外壁の補修などは、塗装や吹付けの場合は補修や塗り替えで可能ですが、サイディングの場合、補修できないな~という実感をしています。
ちなみに下記写真は 以前の現場の外壁補修の現場です
サイディングの場合は、将来リフォームする時期にその品番はなくなっていると思われます。
となれば、開口を広げて新しく窓をつくるところはまだいいのですが、窓をなくして埋めていくところは サイディングでは補修できなくなります。
この理屈は、鉄骨ALCでも同じです。
なのに、ほとんどの家づくりをする場合、これらを何も説明せずにサイディングなどを採用されていますが、スケルトンインフィルでリフォームしなくて、可変性のある間取りなどや長期優良住宅というのであれば、それこそ外壁は、塗装を推奨するべきではなかろうか?と感じます
ツーバイが、リフォームできないと批判する前に
- 間取りは変わらないか?変えることはないのか?
- 可変性は必要ないのか?
- サイディングで本当にいいのか?
などをしっかりと建て主にプロがきっちり説明すべきだと思います。
今のまるごとリフォームはほとんどが間取り変更をされていますので、そんな事をリフォームの現場を見て感じる
下記は、大阪市天王寺区でおこなった耐震補強付き1棟まるごとリフォームの現場の写真ですが、下記写真はお隣との共用の壁です
古い梁と新しい梁のコラボです
2階にLDKで広く明るくです
床暖房のパネルの部分です
古い家でも補強してまだまだ使えるので長期。
あとは 補強して優良化すればいいだけなのですが、築年数だけで該当しないと言われる古家たちがかわいそうである。
■ 何が長期優良なのかよくわからない