間違った経済的な家づくりの進め方はやめましょう!!
わかりやすい下手なプランの事例がありましたので 掲載しておきます(笑)
迷路のような廊下 プランニング力のなさがよくわかりますが、これで売り出されるという事は、誰も指摘されない仕組みで家が建てられていることがよくわかります
見えるところでこの具合なので見えない部分の性能なんて期待できるはずなどありませんね。。。
あと右の写真が間取りと違うのも紛らわしい広告掲載であり違反です!
不動産協会では、常々研修をしていますが、このように意識が低い会社は相変わらずなくなりませんので、消費者側がしっかりと学ばなければいけませんと感じています。
このようなダメな広告をあたりまえであるかのようにする会社が、いい家づくりをしているとは思えませんので消費者である皆さんも是非学んでいただきたいです
さて イエヅクリノオハナシです
あなたのご家族は 何坪を希望されていますか
何坪が適正でしょうか? 何坪の家が欲しいのでしょうか?
これ ひとつひとつ尋ねてみるといつもほとんどの方が、結構大きな家となります。
できれば 8畳ほしいとか、LDKなどは、20畳!とか。。。
感覚もわからずに聞かれたから なんとなくそんなもんかな?ってな感じで思うがままの希望を言われます。
でも、同じ20畳でもプランが悪くて、ムダが多い20畳もあれば、それより狭くてもとっても広く感じるものもあったりします
例えば、子供室 単室で6畳が本当にいるか?です。
確かに部屋はほしいだろう!と親心で考えます。
集中力もできて勉強もできるだろう・・・なんて
でも、家族との会話やコミュニケーションは、さほど重要ではないのかな?
ある程度大きくなったらずっと部屋に入るような親子関係でよろしいですか?なんて事も感じたりします。
例えば 部屋は寝るだけで家族が勉強する部屋、スタディールームなんて子供が家を出ていってもずっと使えます
眠たくなったら部屋で寝る 服は家族の衣装室で着替えるのであれば、部屋は小さくてもいいのでは?と感じる事がよくあります。
まぁ~これも人それぞれなのですが・・・
家の大きさについても、やたらめったら予算あるのに根拠もなく40坪や50坪、敷地いっぱいのイエを建てようとする方がおられますが、これ、とっても危険な事になります。売る側の思うつぼです
特にそこまで必要がないのに建ぺい率、容積率いっぱいの家を建てようとされる方が
どれだけ多いか。。。その住宅ローンも、借りれる額いっぱい借りる事と同じ
それ 売る側の誘導ですよ!
これらって、その大きさを基準に限られた予算内でおさめようとされるので、こういう場合に大概 安く見えさせているだけのローコスト系の住宅会社に営業されて半分騙されるように建てさせられる事になる方もしばしば
結局 希望を盛り込んでいくと他社より高くなりました!って ほぼ間違いなく言われますが、家の大きさから見直さないからバランスがわからなくなるのです。
そもそも そんなに広い家が本当に必要ですか?という基本となる部分をしっかりと見直してほしいものです
だから 皆さんもほんとよーく考えてみてくださいね 20年後30年後の家族の姿も。使わない部屋を物置にして住まれている方も多いのです。
同じ2500万の家で35坪の家と30坪の家
どちらが性能も仕様も設備機器もいいと思われますか?
これが大前提です
これらを踏まえて、同じような性能や品質、仕様でさらに比較検討するという事をしていくのです
プランによって、40坪の家がゆったりしている、効率のいい家とは言えません。将来のためになるとも言えません。メンテナンスに費用が掛かりすぎますし、そもそもムダがスペースが多い家かもしれませんし、一方で30坪はムダがなく広く感じる家かもしれません。
もちろん、これらはプランニングによりますが、まず坪数や広さありきからはじめる家づくりは、ほとんどのケースでローコスト会社の手法に捕まり、気がつけば、見せかけだけローコストで、建売のような家で性能も良くないし、挙句にグレードアップ・・・いやいや 普通の家を希望すると他社より高くなったような感じすらする価格で家づくりをすることになりかねないです
しかも 将来子供が独立していけば、この大きな使わない空間がずっとあいたままになることになります
なので、建ぺい率から逆算しただけだったり、根拠ない数字は、言うべきではありません
間違った方法の経済的な家づくりをしないで!