将来を見据えた家づくりを
現在着工中の家を見ると小さな家なのに壁を取るとかなり大きく見える。
これが現在の家づくりの盲点ではなかろうかと感じるばかりです。
何か知恵につなげたいです。
土地から探しているあなたのご家族は、どれぐらいの大きさの家が必要で、それに対して何坪ぐらいの土地が必要なのかが、そもそもわかっているのでしょうか?
この質問が意外にも明確に回答できる方がいなくて漠然と流れるままに・・・ではないでしょうか?
仮に数字をあげても、その広さやその坪数って本当に必要なのでしょうか?
その数字そのものが、どういう根拠で計算されたのでしょうか?
まさか なんとなく・・・や住宅業界からの情報に誘導されていませんよね?
同じ性能や仕様であっても、狭かったり広かったりすれば、同じコストではない事はおわかりかと思います。
よくチラシやハウスメーカーの標準的なプランは、効率のいい正方形に近いきれいな住宅が大前提のプランであったり、モデルハウスを含め、見栄えがいいために間口の広い立面であったりしますが、提案されたプランでは、無駄が多いプランであったりもします。
その廊下面積 大きすぎないですか? 長すぎないですか?
人が通るだけの空間なのに意味なくスペースないですか?
将来出ていく子供の部屋そんなに必要ですか?
大阪市内でよくある 特にハウスメーカーなどが嫌う間口の狭い敷地や変形的な土地などは、比較的売れ残ったりしていて、家を建てる条件が悪い土地は、価格なども安かったりしますので、そんな土地をあえて探して、敷地の狭さや変形というデメリットをメリットに変えていただけるだけのまさしくこれぞプロ!というプラン力と施工力に大きな期待をしてみてはいかがでしょうか?
上の事例のように中古も同じで 狭く見える間取りでも壁を取るだけで広く見えたりします。
プランも効率的な間取りがありまして、家づくりを含めて、できるだけ無駄を省けば、
質や性能を落とさないでも、効率いい家となり経済的にできるはずなのです。
分譲マンションの玄関の狭さは我慢できるのになぜか戸建てになった途端にシューズクローゼットなど広い玄関を希望されたりします
せっかくの戸建てなので・・・と言われますが、そのスペースに費用が積み重なっていくことをしっかりと意識されたほうがいいです。
LDKは25畳欲しいんですよ・・・とも言われますが、上で書いたように意味なく人が動くだけのスペースを広げても仕方がないのです
台所は対面なので5畳 ダイニングは4.5畳 リビングは…と計算すればよく意味なく一括りしても活用できないスペースまで含めることになるのです。
将来の事も考えて 部屋と部屋を間仕切る壁などをなくすことができたり、家具でまじきることを考えたり、できるだけ無駄な廊下をなくしたり・・・。
せっかくする注文住宅であれば、間取りも徹底的に効率よく考えて、同じようなコピペみたいな家ではなく 個性のある家を無駄なく建てましょう。
もちろん無理も無茶もなく・・・です。
ですので、コストに関わることなので広さに関しては何でもかんでも詰め込もうとしないで、将来を見据えた家づくりをするようにしてくださいね
■ 家づくりの相談は・・・