家づくりも買い物の基本を!?
146、161、213、231、175、148、162、201、160、175、113、189、86、156、150、 202、123、116、106、265、145、146
単位は万円ですが、これなんの数字かわかりますか?
実は、最近の注文住宅のシステムキッチンの定価です。
もちろんメーカーもシリーズもばらばら。
でも 定価は定価。
下は86万から、上は265万までバラバラです
あなたはいくらぐらいの定価のイメージを標準としていますか?
売る側が この86万を標準としていたら その他どれを選んでも追加やオプションとなることは想像できるかと思いますが、今の家づくりの標準仕様ってこんな発想ですよ。
日常、買い物をする卵や野菜がいくらだと高いか安いかわかるかと思います。
その質がいいもの、悪いものも毎日の事なのである程度わかるものもあるかと思います
価格は確かに安いのですが、質の悪いところでは買わないで、最小限の1回の被害で買い直しもできます。
安くていい質のところには、人が集まります。
少し高くても、本当にいいところも集まります。
買い物先の価格等は、適材適所。わざわざ、ずっと高いところで買う方も、そうでない方も、それぞれが身の丈にあった生活をされています
はてさて
では、間取りも仕様も性能も同じなのに構造体がA工法とB工法というだけで200万も違っていたり、同じようなリフォーム工事で300万も違っていたりする事を皆さんは、どこの段階でどのようにご判断されるのでしょうか?
他の工法ならもっと安くなるのでは?
そもそも高すぎるのではないか?
こんな買い物でとっても大切な事をなぜか不思議と家づくりになった途端に省く方が多いです。
高いけどそんなもんだろう・・・
いい工法だから仕方ないだろう・・・
信頼しているから・・・
いい会社だろうから・・・
どれをとっても 大切な事を端折って家づくりをされている方が、とっても多いものです。
ちょっと意識をするかしないかで、おそろしいほどの金額の差が出る事を理解したうえで、皆さんの家づくりも進めてほしいものです
プロは できるだけあなたのご家族に1000万より、2000万の工事を薦めたいのです。
200万の構造体より300万の構造体を売りたいのです。
20%の利益より30%以上の利益がある方がいいのです
よくわからないから
初めてなので
見てもわからないので
となんだかんだと自分なりのあとからの理由付けして、とってもこの大切で肝心な事を
省かないような家づくりをしてくださいね!
まぁ~何かと生活にも予算にも、ゆとりがあるなら、私がとやかく言う事ではないですが・・・
■身の丈に合った家でも十分にいい家はできます