契約書のオハナシ
今回は 契約書のオハナシをします。
この契約書は、不動産を買う時も新築やリフォームを頼む時も、その場で読んで、あまり理解もままならない状態で、ハンコを押させる傾向があります。
その理由は、以前も申したように基本的に考える暇を与えないようにして、説明はした!という事実だけは残すようにしたがりますが、この辺が、まぁ~なんといいましょうか極めて姑息なわけでして。。。
ですので、皆さんにアドバイスするのは、契約予定日の前(1週間程度)には、契約書を手元にもって、その内容をじっくり確認するようにされたほうがよろしいとお伝えしています。
もちろん、内容が不本意であれば、それを無理してあなたが受け入れる必要もなく、改善をしてもらうべきでありますし、もし改善されないなら契約はしなければいいのです。
だからこの期間って、とても大切です。
くれぐれも理不尽に感じたり、意味のわからないまま、納得のいかないまま、ハンコなど絶対に押さないようにしてほしいものです。
おかしい! 納得できない内容であれば、素直に尋ねればいいのです。
契約というのは お互いが納得して合意の上であります。
ですので、口約束などはもってのほかで絶対にしない事です。
それは、例え小さい工事であってもです。
時折、未だにこのようなご相談がありますが、契約書を交わしていないと言った言わないという水掛け論になり、高額を請求される事もあったりしますので、くれぐれもご注意ください。
で、できる事なら “仮” であっても、仮契約書などには、判を押さない方がいいです。契約は、契約であり、仮などない!という気持ちがよろしいかと思います。
彼らはとかく仮でもあっても、脅迫するかのように判を押してもらわないとこれ以上進められない!と説明するのですが、もしそれであれば、そのような会社との商談は、はい!そこまでね!とご判断されて普通にその会社の評価を下げればいいのです。
これを無視して、あなたが突っ込むと間違いなく人質のような商談となり、プロが有利に進めることとなり、必ず高い買い物をする事になってしまいます。
相手がどうしても・・・というのであれば、申込書というカタチを取って、ラフな姿勢で商談するという感じを心がけてください。
素人であり、はじめて家づくりをするあなたのご家族が損をしたり、リスクを負う必要なんてないのです。
契約は、同等です