素人さんの為の家づくりい・ろ・は

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売るプロ側の視点の家づくり業界

 

 

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まだ家づくりで後悔する人が多いようですが、なぜこうなってしまうのでしょうか?


相談を受けていて感じることは、これは決して、選ぶ側、つまり消費者側に問題があるのではなく、そのほとんどのケースで供給する側に問題があるケースが多いです。


今では、工務店をひっくるめて、フランチャイズマーケティング会社などの洗脳もあるのですが、やれ他社との差別化や個性、自分らしさ!などとうたって、必要以上の選択肢の数を増やしているように感じます。

 

その前に消費者はちゃんとすることをしてくれたらいい が基本なのですが…

 

例えば、少し前に流行った外断熱に関してもそう。そのあとローコストも、特殊な工法も自然素材やエコやロハスや長期優良にキューブ型やZEHなどなど、とにかく色々と流行をつくっては、それを追っかける傾向がありますが、衣料業界と同じで、今の流行りはこれ!みたいな感じです。 

 

さらにそれらを告知して、差別化してますよ!と認知してもらうために、また莫大な広告宣伝費や経費をかける家づくりをせっせせっせとする。いずれ需要と供給のバランスが崩れ始め倒産となります。

 
供給する側は、さらに効率化!なんて言いながらも、見栄えはいいが、雑な資料で楽(らく)して契約できる方法やシステムにして、過剰な利益があがる方法や仕組みをつくり、経営そのものについては、腰を据えて構えるのではなく、営業力だけを頼りに 囲い込みや洗脳手法で今日もまた一人の消費者がその手法に丸め込まれていってます

 

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これらの結果、明細のないどんぶり勘定の見積もりになったり、加算方式の見積もりしか提案できない対応となっていて、詳しくは契約後という不親切な対応をする。


やれ顧客満足だ! 社員満足だ!などと言いながらも、残念ながら視点はいつも供給側の自分視点 


これら様々なコストの全てが消費者の肩にのしかかる家づくりとなっています。


だから、これまでの家づくりの流れやシステムや仕組みをそもそも見直したり、考えたり、変えようとしないので、日本の家づくりは、高いか、安ければそれなりの家となるのであり、適正というのがわかりにくくなっています。

 
それらをわかっていても、感じていても、何もできない立場であるお客さまには、今の家づくりは、歯がゆいばかりです

 

■ 今の家づくりは 買う側の視点ではない

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