これが ドンブリ見積もりの事例です
ご相談された方から 明細はあります!と頂いた見積り明細
残念ながら これは明細とは言わないです
明細のように見せかけている見積り書です
そのドンブリ勘定の実例をご覧いただきましょう!
これは ある家づくり会社のお見積もりです。お客さまから もう不要なので・・・といただいた資料ですが、ゴミ箱に捨てる前に掲載します
いかがですか?
1式 844万円 施工面積 ㎡あたり 127680円…
一式の根拠はありません!
単価の根拠もありません!
たったこれだけです!
こんなわけのわからない見積もり1枚だけ!なのです。
この状態で契約をしてください! との事です
あなたなら 納得できます?
このような見積りを出す会社と契約される方々は、この844万円の明細を理解しないご契約されますが、よく考えてみるとこれらの数字になんの重みも根拠ないので、これって、いくらでもいいような気がしませんか?
例えばですが、ある月は 894万かもしれませんし、競合先がいて大変厳しい状況であれば、824万かもしれませんが、それらの理由は、根拠がないからです
つまり、こういう事です。
これを894万円にしておいて、どうしても今月契約していただいたら、50万円引きます!とあなたに話をすれば、値引きしても全く損をしないで契約ができるという事にもなります。
だって 根拠がないわけですから。
こんな調整を数字の入れ替えなどだけで、できてしまいますが、皆さんは、はっ!と気付くことなどはありません。
そんなもんですよ 彼らの値引き対策って…
建て主は、得した!と言っても、ほとんどのケースでしっかりと利益は確保できています。仮に万が一できなければ、下請けの発注金額を数%泣かせしわ寄せがいきます。
そうすることだけで利益はしっかり確保できます。
こんな小手先の事ばかりしています。特に営業系の住宅会社はよくありますので、会議では、家づくりについてのハナシより、数字のハナシばかりです
しかし不思議なことにわからないから・・・と理由づけして、こんな形式の見積もりでも、家づくりを頼まれる方は沢山おられますが、不思議です。
もちろん、私なら絶対頼むことはないですよ。
根拠も意味ないものに 支払いたくないですからね。
■それでも ドンブリ勘定の会社に頼む?