傑作!男と女の関係に似た家づくり!?
家づくりをしようとする人で、最初からこの会社に決めた!なんていう人は、ほとんど存在しません。よくても、この会社かもな?という程度です。
色々と依頼する会社を調べ出すと誰もがあっちかな?こっちかな?どっちやねん!?と迷うものですが、営業マンも、そんな事はよくわかっています。
資料をもらった会社は、10社程度。提案の段階で、それが半分となり、見積もりまで出してもらうのが3社ほどというケースが多いようですが、もちろん、これらの資料をもらう会社なども、ただなんとなく…という勘で絞っているのも実態といえます。
この勘が、実は、はじめての家づくりであり、何の経験や根拠もなく決めているから、あとで後悔やトラブルになったりするのであります。
そうなんです!
工務店だから…ハウスメーカーだから何でもできるだろうと過信されている方がほとんどで、しかしながらプロにも、得手・不得手はあるのです。
プロ野球選手もそう。全員がオールラウンドプレーヤーではなくて、守備が得意であったり、投げるのが専門であったり、走るのが得意な人がいますが、これは、住宅&不動産業界でも同じと言えます。
その自分なりの勘を頼りに選んだ相手が、適正とはいえないことがあったりするので、そのプロ達の工事が始まってからの何となくのその〝できるだろう〟という対応に対して、ストレスを感じたりする事が多いようです。
だからプロは、この競合に何とか勝とうとしてあの手この手で仕掛けてくるのです。
ひとつは、今回のイベント見学でもありました、提案段階で、今では、そのプレゼンが簡単に色付けや見積もりまでできたりするソフトがあったりしますが、昔は、これらは手書きだったのですが、今では絵を書く能力がない営業マンでも、簡単に早くてそれなりに見栄えのするものができるようになっています。お金がある某大手のハウスメーカーなどは、簡易的な見積もりと連動していたりします。
もちろん、こんな小道具にも、それなりの大きな費用がかかるわけで、それがまた経費となって上乗せされるので、誰のために何をしている事やら・・・です。
また概算時には、別途やオプションなどを外して、あなたにどこよりも安く見せておいて、これ以上の内容を詰めるのであれば、仮契約をしていただかないと・・・なんて言いながら、しっかりと競合排除したのちに、あなたのまわりから、比較検討できるものをなくしてから、オプションや別途などで市場価格より高い見積もりを出すように仕向けるのであります。
ここであなたが嫌だ!と言っても、既に仮契約時に契約金として1/3~1/4のお金をとっていて、その契約書には、そのお金は返さない!としていたりするので、プロ達は、素人である皆さんを守ることよりも、自分たちの私利私欲のために、効率が良くて、常に損をしないような家づくりを心がけ?ていますが会社にとっては、とってもいい社員ですがあなたにとっては…です。
もちろんこれにより、自分のお給料や評価も高くなりますし、会社と営業マンは、お互い相思相愛のウィンウィンの関係となります(笑)
そうです。主役であるはずのお客さま以外はね。。。
お客さんの心理として考えてもよくわかる事でしょう
比較検討して安いと感じたので、あなたはその会社に絞り、安心して仮契約をしてみれば、そのあとから追加が大量に出てきて、その価格も高く感じるのですが、比較検討もできなくて、結局は、他の会社より高くなったりする事があったりします。
もちろん、そりゃ~別途工事が500万もあったら、最初に提示された見積もり額は、安いはずですよね。。。冷静な今なら誰でもおわかりかと思います
でも、これら全てが、彼ら営業マンの焦りや押し付けたりする行動や言動などに繋がっていることもご理解できるかと思います。
この大切な競合して比較する事をお人よしが多いお客さんは、消費者としてあたりまえのことなのですが、家づくりではなぜか申し訳ないと思う方が多いようです。
でもですね・・・こう考えればいいのです。
仮にあなたが3人のいいかもと思っている人とデートしているとしましょう。この中の一人と結婚をしたいと考えているなら、デートして色々と話をして、相性や価値観を見て判断していかなければいけません。
でも、こちらからすれば、真剣であたりまえなことをしているのに相手にしてみれば 理解できないわけです。
なんで他の人と会うかな?などムカムカして怒るわけです。この浮気者!とかなめてるのか!とかひとりで血が頭にのぼり、暴言を吐いたり、手をあげるなんてサイテー! となります。
こんな相手なら、あなたはきっとさっさとやめますよね
・・・実は、今の家づくりは、これと一緒なんです。こんな感じなんです。
なので、結論は、ほっとけばいいのです。
怒って何も提案してこない!というのであれば、その程度の相手と割り切ればいいのであり、そこにこだわる必要はないです。ごめん悪かったと頭下げて提案させてって言ってくれば、その時に考えればいいのです。
もちろん、だからと言って、あなたが選べる立場だからと言ってえらそーに天狗になったら、碌な人(プロ)が寄ってこない事も今なら理解できるかと思います。生意気で人の気持ちもくみ取れないような人であれば、それなりの相手しか見つからないものなのです。
うん!我ながらとってもいい例えです(笑)
だからプロ達は、これらの振られそうな時の心理と同じで、強引でも、誤魔化しても、何とかあなたと結婚(契約)しようと他人(他社)の悪口を言ったり、何回も執拗に訪問してきたり、色々なものをプレゼント(値引き)したり、次第に焦れば焦るほど丁寧さに欠けだして、端折りだします
ね!こんな感じですが、これ、モテない男まる出しです。
きっと魅力的で自信のあふれている大人であれば、
『もっと他の人(会社)も見られたらどうですか?』とか
『どこに頼むにしてもゆっくり考えてくださいね!』
と言われれば、好ましいのですが、これについても、ホストのように場数を踏んで扱いが慣れている人なら、普通にこんな事は口にできるものであり、ホスト的なのか、心から申しているのかを見極めないといけないから、簡単そうで簡単ではないんです。
きっとあなたも3人の異性から、すぐに結婚して!と迫られたら、結婚なんて簡単にできないもん!って言ったりしますよね
それそれ!このように急かしたり焦らされたら、あなたもその相手を焦らせればいいのです。その時にきっと相手の本性がきっと見えはじめます。
でも、中には、母性本能の強い方や色々な趣味の方がおられますので、あえて苦労する相手を選ぶ方がいても、それまた仕方がないものだから一概に言えないものですけどね~
こうしてみると家づくりの依頼先を選ぶのは、結婚相手を選ぶこととほんとよく似ていると言えますね
家づくりの結婚相手の相談室!?