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今の家づくりのムダと不経済さを考える⁉

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家づくりは、プロと建て主の間には、多いなるギャップがあるものです。

 

もちろん そのプロでも、自分が建て主になった時は、その気持ちがわかるのですが、なぜか建てる側になった時には、そうならないようですからほんと不思議です。

 
その建て主の立場とすれば、誰もがムダな費用は払いたくなく、でも、品質も納得できるものであってほしいし、性能も上はキリがないですが、ある程度は確保したいと思っておられます。

 
このムダな費用という部分が見えないようになっているのが、今の家づくりと言えます。

 
スーパーなどでは、同じ銘柄の同じ商品が、比較検討しやすくなっています。

  
20円安いから向こうで買おうかな?とか、よく考えれば、全然安くもないのに便利だからコンビニですませよう!ってな感じもあるかと思います。全くの余談ですが、コンビニで100円だったものが、ドラッグストアで3つで100円で売ってたこともありました。 

 
ただ、家づくりの場合は、買う側が、このあたりが、非常に見えなくなっていて判断しにくくなっています。

  

もちろん、この状態は、プロもよく知っているので、だからこそ価格に緊張感がなくなり、その結果消費者にとって適正という事からほぼ遠い高い買い物になったりして、全てにおいてなまぬるくなるのです。

 
だから、見積もりをじっくり見れば、同じ商品なのにA社はB社より10万以上も高い!なんて事はよくあるのです。

 
なぜ そんな事があたりまえのようにされているかと言えば、所詮、素人が見てもわからない!とか、それらを営業力や提案力があればそのあたりは素人相手なのでカバーできる!と思っているのでしょうね。

 
その図式の典型的なのは、高い価格で売り出されて営業マンが存在するハウスメーカーといえます。

 
でも、これって、他の業界でありえます?? 
どれも満足度が高いのは、価格も経済的でかつサービスもよいというものです。

 

ちなみに価格が高いのは、モノも質もあたりまえによく、対応も良いものなのですが、どうも住宅&不動産業界だけは違うように感じます。

次にプロ側から見ますと、建て主の方と、どのようにしてお会いできて、お声がかかり、選ばれるのか、これに尽きます。

 
これがない限り、ご飯は食べていけないのですが、皆さんも、おわかりいただけますよね。

 
だからこそ、タレントを出演させて、皆さんから選ばれるためにテレビのコマーシャルで印象を強く残したり、住宅展示場にモデルハウスを建てたり、チラシをまいたり、雑誌へ掲載したりする家づくり会社が多く、中小零細であるはずの工務店も選ばれるための差別化として、フランチャイズに入ったりする会社が多いのです。

 
実は、この集客という活動は、なんの商売や経営していても、同じことなのですが、この告知方法が一番むずかしいことで、いくら、どれだけいいものを作って売っていても、誰も知らなければ、買いに来てくれません。

  
世の中小零細の工務店設計事務所さんが、一番しんどいところがここです。

 

だから、弊社に登録を希望したり、建築家の場合は、色々な建築家プロデュース会社に登録しまくるのですが、もちろん、彼らは独立するまでに、このマーケティングの勉強なんてしてませんし、する機会などこれまでもなかっただろうし・・・。起業したり、何か目指す方は多いのですが、この集客がわからない方がほとんどなので、だから下請けのお仕事などをすることになったり、登録したりされます。

 
ちなみに私は、サラリー時代にここを経験させていただき、馬鹿なほど勉強させていただきましたので、胡散臭いコンサル会社や広告会社より余程わかっていると思ってます(笑)

 
だから、彼らは、最も安易で集客できる方法であるお金をかけて集客する方法ばかりを
推奨されるのです。はい、フランチャイズの本部も同じです。その理由は、その方が簡単で、わかりやすく、手っ取り早いからで本部としては儲かるからで、それが仕事だから・・・ですよね。

 
これらも、FC本部やコンサルなどのような人たちに相談したり絡ませるから、いくらお金あっても、大手の真似事だけなので〝心がないから〟反響が継続できなかったりするのです

 
まずは、零細・中小企業がやることは、できるだけお金をかけない方法で集客する方法をしっかり考え、試して、改善してを繰り返すことです。

 
現在もしサラリーマンであれば、先々起業したいのであれば、是非販促の担当をすることをオススメします。ちなみに私は、サラリーマン時代に担当となり、短期間でも5000万以上のお金を使って、大きな広告から小さな広告まで色々と試させていただきました。

 

これも現実として、しっかりお伝えしておきますが、私がしたわけではないですが、配属される前に会社が一番の投資した広告では、4大新聞への全面広告で、当時のバカな大手広告代理店の言われるままだったようで、確か当時2000万以上の広告代を払ったとか聞いたことがありますが、これって 反響何件だと思います? 

 

なんと、これ5件も反響がなかったらしいですが、どう思われますか?あまりにも意識が低いと思いませんか?あなたが経営者ならこのような お金をどぶに捨てる様な事をできますか? 逆に腹立たしく感じませんか?

 

私が配属された後でこれを実施後に聞いた時は、これが現実かと受け止めながらも、なんとも情けないやら。。。で、部が赤字なんですって、あたりまえですわ!と感じてました。

 
私なら、そんな予算があるなら10万円でできることを200回しますが、たぶんこれだけで十分で、私が販促担当した時の過去最高は、10万円広告で反響75件で、これがこれまでの最高記録です

 
でも、これも次したからと言っても、これは続かないんです。間違いなく邪魔する誰かが出てくるんです。

 

それは、やっかみや文句などで、私も実際には色々ありましたが、まして身内であるはずの親会社が、自社のお得意先に文句を言われて、それになんでもかんでも「はい!」って聞いてきて、こちらに文句をそのまま言ってきてました

 
親会社のサラリーマンは、自分の立場しか考えないで行動しますし、小会社をまるで弟子や下請けみたいに勘違いして偉そうな口のきき方をする世間知らずな社員もいます。

 

だから工務店さんなどは、どれだけいい施工力や価格力などを持っていても、この社会に対しての告知をしない限り、どなたも知る事はできないのです。

 
そのために選ばれるところも、選べれない会社も、どこもかしこも一律にお金を使うような事をすれば、それってとってもムダが多くないですか?という考えであり、広告会社や雑誌社に儲けさせるようなことをしているだけなのでは?と思います。

 
仮にあなたが、3社選ばれて、あなたとお会いするために各社が100万円使って、あなたに選ばれた会社は、100万円を投資してよかったのですが、選べれなかった他の2社の100万(合計200万)は、どうなるのでしょうか? 

 

もちろんこれは、その選ばれなかった会社で次に建てる人たちが、ご負担することになるのですが、こんなことをしていたら、いつまでたっても、関係ない人まで高い無駄な経費を誰かがずっと負担し続けることになってしまいます。

 

これが、今の家づくりの無駄な部分であり、消費者にとって理不尽といえることなのです。

 

しかも、零細中小の工務店であっても、雑誌に掲載するのだけでも簡単に100万程度のお金が動き、テレビコマーシャルなどには、審査もあるのでなかなか出せませんが、ローカル番組でもその価格の5倍以上かもしれません

 

住宅展示場のモデルハウスなどは、億に近いお金が必要となりますし、運営するための固定費なども必要となります。


でも、皆さんの見積もりには、雑誌掲載費100万なんて書くはずなどなく、モデルハウス運営費の負担30万なんて事を書くことはしません。


これが、見積で見えなくなるなる利益や経費なのですが、誤解されている方が多いのですが、これらは見積の諸経費というわけではなく、利益額に含まれているので、だからモデルハウスがある会社や雑誌に掲載している会社などは、利益率が高く必要になってくるから住宅価格が高いのですよ!

 
これなのに建築家プロデュース会社の多くは、工事費と設計監理費とは別にその費用をさらに建て主に負担させる仕組みとなっていますが、おかしいですよね 

  

これらって、皆さんが、出会うための手段なので、なんでお客さんがその費用を負担する必要があるかであり、これらの経費は、プロ側の粗利の中で負担しなければいけないものなのであり、このようなあたりまえの事がわからないプロが多いんですね

 

例えば、家づくりの仕事の中に 集客 営業 設計 見積 工事管理 顧客管理というものが存在しているとすれば、仮に設計者は設計部分の仕事をするわけであり、工務店がその設計をしないのであれば、その部分の経費を取れるはずないという理屈になるのですが、何故か今の家づくりでは、仕事をしていない方々まで利益を取ろうとされ、ウンチク並べてそれらを何も知らない建て主に負担させようとします。

 
しかも、選ばれない会社に対してまで、これらの費用の負担をさせていますが、そんなことをしていては、いつまでたっても無駄はなくなりません。

  
で、どの仕組みもお金が掛かる割に建て主が守られていません。

 
弊社のサポートは、そんな現在の常識とされているおかしな理屈や仕組みを否定して、プロを相手に突っ込みのできる建て主にとってベストな家づくりを考えておりますので、ご安心していただけると思います。

 
結局、なんでもかんでもまるで税金をとるかのように建て主が負担しなければならないこれまでの家づくりの仕組み。そんな事に知恵を競わせないで、基本にできるあたりまえの正直な事をできるだけしっかりとして、経済的な家づくりをしなければいけません。

 
そんなことを考えながら、皆さんが気持ちいい家づくりができるために、この業界に足らない部分はなんだろうか?としっかり考えた結果、今の立ち位置となりました

 

究極の高品質で経済的な家づくりを究めていきたい!と思っております。

 

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