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家づくりの模型のハナシをします

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家づくりを進めていくと、まだ契約前の商談中であるにもかかわらず、営業ツールとして、提案段階で決定もしていないプランについて、立派な模型を持ってくる会社がいまだにあるようです。

 

これをこの住宅業界では、〝営業力〟と思っているようですが、その模型にも、様々なカタチがあり、各階が分離できるタイプとできないタイプ、敷地もあるタイプと家だけのタイプ、外構部分の草や木、車まであるタイプも見かけます。

  
さて、この模型に関しても、家づくりにおける建築資材などと同じで、この流通経路が長くなればなるほど 無駄な経費がかさみます。

 

あなたの手元にある模型製作費用はいくらになっていますか?

 

もちろん人が作るので手間がかかります。作る事に手馴れている人なら、大きくない家でしたら1日で作らないと利益にならないだろうし、2日も3日もかかるとして、それに対して人工費用をかけていたらいくらでも高くなりますし、そんなにかかるなら必要ないとも言えます。

 

これ建築家の見積りでよくあるケースで、模型屋で1日できることを2日や3日と書いて3-4万の単価を掛けて見積明細を出す感覚をお持ちです。

 

この実際に模型を作られている方にお話を聞けば、その方の場合は、広告会社が絡んで発注してくるとも聞いたことがあります。しかも、なにもしない丸投げでのようで以下の流れのようでした。

 

模型製作者 → 広告会社下請A → 広告会社B→ ハウスメーカー
こんな流れだったようです

 

各利益は、さっぱり不明ですが単なる製作手間代が、最後には大化けします。

 

イメージは 

5万 → 7万 → 10万 → 14万でお客さまの明細には20万 

 

これはハウスメーカーの場合ですが、一事が万事こんな流れなので、模型ひとつを例にとっても高くなるのは無理もない。このように流通というのは、なんでも経路をとかく長くすれば、高くなっていくのはあたりまえのことであり、恐らく皆さんが、昔は高い!と感じていた住宅の模型も、制作者に直接頼めば、安いものなんです。

  
しかしながら、世に高い価格で供給される広告会社から依頼された仕事のほうが、現実では、優先されるものですが、でも、費用が安くて、時間が多少融通がきくなら、やっぱり直接頼みましょう!


これって、家づくりの理屈も同じです(笑)

 

 

■家づくりは、まず相談相手から

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