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意外に多い機器交換リフォームのご相談について

 

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最近 意外にご質問が多いので、キッチンやシステムバス、トイレや洗面化粧台のリフォームについて簡単なオハナシをしましょう。

 

まず簡単な洗面化粧台についてですが、これは、ほとんど交換だけされる方が多いですが、でも、意外にこれ傷みも激しくなく、長持ちするものなんです。

  

これは、交換だけなので極端に言えば、給排水のつなぎさえできれば、自分でもできますが、やはりその部分の水漏れが怖いので、専門業者にお願いしたほうがいいかもしれません。

 

これは、大工工事も絡まないので水道屋さんが一番ストレートと言えますが、工事と言えば、先程の給排水のつなぎ程度なので、ほとんどがその洗面化粧台の値段と言えるでしょう。

  

次にトイレですが、これが、意外に排水の位置が違ったりするので、リフォームの場合であれば、その排水の位置が機器側で変更できるリフォーム用のトイレがよろしいかと思います。それは、カタログに掲載されています。

 

あとは、新たに手洗いをつけるなどしようとするとそれなりの工事になっていきます。

 

特に現在のトイレの内装にタイルが貼られている家などの場合であれば、内装をする場合も大工工事などが絡みますので、これは、機器交換だけですむのか、大工工事も絡むのかで依頼先は、変わってきますので、価格が気になるのであれば・・・ね!

 

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次に一番多い要望のキッチン。これも今のサイズを確認してみましょう!
 
ほとんどのキッチンの大きさは、150ピッチで1800から1950、2100・2250・2400・2550というぐあいになっていき、あとは、エンドパネルをつけるか否かなどで、あとは、給排水や換気扇の位置を確認しなければいけませんし、キッチンパネルやタイルの貼り面積も影響してきますし、手元灯や換気扇など電気工事も絡みますし、下地などをつくる際にちょっとした大工工事も絡んだりします。

 

これらは、いわゆるオールマイティの職人さんが理想なのですが、基本的に大工も絡むので工務店などに依頼するのが適正といえるでしょう。


当然ながら、丸投げするタイプが多いリフォーム会社に依頼すると結局、大工や工務店に発注するだけなので、間に入る分価格はその分、割高になるのはあたりまえ。これはもちろんゼネコン系も高いですが、そう思って比較すると色々と私が言わんとしている事は見えてくるかと思います。

 

なお、現在商談中のマンションのように新築マンション時に特注されているサイズのキッチンなどもありますので、サイズには注意をする必要があります。現在商談中のキッチンのサイズは2220なので2250のカット使いとなります。

 

次にシステムバスですが、これは、システムバスだけの交換であれば、設備会社、極端にいえば弊社にようにリクシル直接に頼むこともできるのですが、さて、工事範囲がどこまで絡むかにより依頼先を検討されたほうがいいです。

 

よくあるのが、お風呂の出口の足元の傷みで、特に床がフローリングなどの場合は、腐ったりする場合が多いです。本来は、水をはじくタイプのものを使っているのが理想なのですが、他の床と同じ材質のものを使う家も多かったりします。

 

それを直したり、脱衣室の内装も直したりする場合は、やはり工務店などに依頼するのがよろしいかと思います。できるだけ、最小限にするのかついでにするのかで、価格は、大きく変わりますのですが、これらは、くれぐれも売り込む会社が多いプロの意見より、自分の考えをしっかり持たれている方がよろしいかと思います。

 

売る側は、とりあえず・・・ついで・・・という言葉を使って、なにかと工事範囲を広げようとしますが、これは、売り上げや利益をあげるためであり、新築と同様と言えますから、まず工事範囲を明確にすることがとても大切と言えます。

  
最後にどの工事も設備機器の価格が多くを占めます。
つまり、各メーカーの商品です。

 

これには、先日お伝えしたような仕入れ価格や掛け率が存在しますので、工務店などへのその仕入れ価格が高いものであれば、キッチンなどでは掛け率が高いTOYOキッチンやタカラスタンダードなどからパナのように安いメーカーまで様々で、また、パナであっても同じシステムキッチンでも、シリーズによって掛け率が全く違いますのでしっかり比較することが大切です。

 
また定価設定はメーカー側の自由なのでそれを安く提示して、その気にさせて、仕入れ価格が他社より高い会社もあったりしますので、だから比較して検討することが上手な買い物のポイントといえます。

 

これを事例でいえば、他社であれば、定価100万で仕入れ価格が40万であっても、あるメーカーは、定価が80万であっても仕入れ価格が50万であったりするという意味ですのでご参考までに。

 
ですので、皆さんは理想を言えば、安く購入できるメーカーとシリーズをいくつか教えてもらい、色々なメーカーの定価を出してもらって、購入できる価格をしらべて、商品を絞ることが理想であると言えます。

 
また、ややこしいのが同じ商品でも、会社によってその購入できる金額が、当然ながら違います。


例えば、A社では、50%で購入できるのにB社では60%するという事もよくありますが、これは、各社の仕入れ価格が違うケースと利益率が大幅に違うケースで該当しますので、いずれにしても、いくらで買えるのか?その他の工事の部分は、いくらで、どこまでしてくれるのかなどをしっかり押さえないといけません。

 
リフォームのトラブルは、安く契約しておいて、あとからどっと追加費用をとる会社が多かったり、聞いたこと、思ったことと違う工事内容であったりして、トラブルになることなどが多いので、くれぐれもしっかり確認して進めるようにしてくださいね。


リフォームのトラブルは、基本的に丸投げ体質の会社が多いので、くれぐれも安かろう悪かろうだけは気をつけてください。

 

◆リフォーム会社は 丸投げ体質がとっても多い!?

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