工務店としてその姿勢は本当に正解か?
「 在来工法はお勧めしません。弊社の家づくりでは、坪80万以上します。弊社は 大手ハウスメーカー並みに高いです。」
こんな事を平気で建て主に口にしている中小代表の工務店がおられるようです。
おかしくない? 相手を大手と口にしている中小なんでしょ?大企業でも一部上場でもないのに、なに上から目線で話をしているのかな?
街で活躍するはずの工務店のあるべき姿や元々の主旨をお忘れでは?
ほんの10年ほど前は、中小であるあなたたちは、大手ハウスメーカーのあの家づくりを大いに批判していたのですが、いつの間にか真似どころか後追いしています。
私たち中小の工務店は、かゆい所に手が届く家づくりができる唯一の存在である!とぎらぎら目を輝かせながら言っていたのに・・・
他業界でも、中小の企業は、口コミなどの効果を意識されているのに、冒頭のような どうでもいい営業トークだけ上達して、テクニックばかりに追われて、気がつけばあれだけ嫌っていたハウスメーカーと同じ事をしています。
大手と体力勝負をするきなの?勝ち目ないですよ。
建て主のお気持ちでもある
予算に限りはありますが、できる限りの事を提案してくれませんか?
ということをその立場で避けてどうする?
在来工法やツーバイの方が、コストダウンできるのであれば、それを提案してあげましょう。ハウスメーカーが相当厳しい時代になっているのは、皆もご存知のはずなのになぜに真似事をするのだろうか?
これまでのお客さんには、何の満足度も高めないで、なぜ高額な費用を投資して新規客ばかりを追っかけるのか?何故口コミで広がらない?そこをしっかりと考えたほうがいいですよ。
お金出して雑誌に掲載された事だけで満足していませんか?
これらは、お金と時間を費やしてチラシをつくった事で満足している事と同じで、まず経営に関しての基本である〝費用対効果〟を何も検証していないのと同じで、痒いところに手が届く中小の工務店という立場で動くべきですが、そもそもいつも一緒にお仕事している職人さんからなぜ御社に紹介が1件もでこないのでしょうか?
きっとそんな方々からも紹介が来ない動きや家づくりの活動をされているからです。
大資本の会社の家づくりを追っかけていれば、資本の差が生じ、長続きしないで時間の問題となることなど中小の企業の経営者ならわかるようなものなのに、このあたりが そもそも意識が低く安易な考えだといえます
中小(零細含む)工務店でありながらも、リフォームなんてやってられない!と口にして雑誌にいい顔して載っている経営者は、できれば〝工務店〟という名称はやめた方がいい
■ 最近工務店 天狗になっています