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工務店の見極め方

近くのロイホで打合せをしていると2マス離れた席で自然に聞こえてくる話の内容からして、おそらく不動産屋と下請けの工務店のご様子で、たぶん建売の関係 (建築条件付き)なんでしょう。発注者である不動産屋は、会話の端々からしても微妙に偉そうであり、工務店は仕事をもらっていると匂いがプンプンで、言葉なども力強いというか、圧力っぽいのが不動産会社で、工務店のおじさんの声は、携帯の電話で話す以外は、ほぼ聞こえませんでしたが、これ、例えお仕事とはいえ、お金儲けだけの関係にしか見えなくて、とてもいい関係には思えませんでした。

 
このような態度や言葉に心がない、お金勘定だけを基準にしている方とお仕事をしているとお金よりも〝心が大きな損失〟している気がしてしまいます。そのお二人が出る時にはそこのお支払いは、工務店のおじさんでしたが、嫌な世界で嫌いだなぁ~と感じるばかり。

 

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さて 今回はそんないい工務店の見極め方法をお伝えします。

 

経営者である社長やその家族以外の社員の安定性を見てみましょう。

2-3年で社員がころころ変わるような会社は、経営的な事を含め何かが問題と言えます。また工務店や不動産会社の場合は、ホームページで分譲のご案内している会社は、これからの時代、その会社の資金繰りが大丈夫なのか心配は付きまといます。そうです。売れなければ それは負債です。

 

ひとことで工務店と言っても色々なタイプが存在します。


ほんとうに大工さんだけの工務店。営業系で施工は丸投げの工務店。建築家だけの施工をする工務店ハウスメーカーだけの施工をする工務店。建て売りばかりをする工務店。リフォームしかしない工務店工務店という名の不動産会社。


というように様々なので頼む側としては、ほんとよくわからない業態だと思いますが、ただ皆さんも、わかっているかと思いますが、同じ家づくりの依頼先でも、モデルハウスも宣伝も営業マンも立派なツールもなく、本社機能や間接的な人件費なども考慮するとハウスメーカーよりはきっと安いだろうなと経験ない素人でも理解できるかと思います。

 

建築家との家づくりで建築家への設計監理費を含めたトータル金額だときっとそれよりも経済的だろうな。。。という事は、おぼろげにでも、みなさんも理解されていると思います。

 

でも、工務店に頼もうとすれば、会社として不安だ!とか、欠陥住宅をつくるのではないか・・・とか、対応や提案など色々な不安な要素がつきまとうかも?なので、それらが凄いストレスになるかも・・・ってなことで、だから結局、高いけど…とあえてハウスメーカーに頼まれる方も多いようです。

 

しかしながらこれまたハウスメーカーに頼んでも、また違う種類のストレスができる
ケースが多いのですが、家づくりはじめる時には、あまりそれらは意識されない方が ほとんどと言え、これは実際に進めて、不平不満に感じる方は、よくおわかりいただけるかと思います。

 

その中で工務店と理想の家づくりをしようと思えば、その会社の経営状態や提案や対応や丁寧さ、柔軟さなどを見ながら、価格も見極めて進めていかなければいけません。


これらは、残念ながら工務店から出される会社概要やホームページなどだけで判断できるものではありません。実際に進めてみて、対応を見て、見積もりなどの資料なども見て、冷静にかつ客観的に判断しなければいけません。 


以前サポートシステムができる前の設備機器や建材などの納材をしている時は、本当の家づくりの実力や対応などまでも全く不明だったのも事実であり、もちろん窓口の方が社長でない方でもいい人だからと言って、その会社が必ずいい家づくりをする!とは限らないものなので家づくりをはじめる前の皆さんと同じです

 
ところが、今のように家づくりに入り込んでサポートをしだすと工務店の本当の実力を知る事ができます。


それまでは、工務店の経営者とお会いしても、どこの会社も自社の事を宣伝するかのように自画自賛され、同じ言葉を口にされます。


 『弊社は、いい家つくりますよ!』 
 『丁寧な家づくりと対応を心掛けています!』
 『ムダのない安くて性能のいい家づくりをしています!』 


などなど、あきるほど多くの経営者と会って同じような言葉をこれまでも耳にしてきました。もちろん!営業口調となっているのでその事実は不明ですし、会社の経営状態以外にも商談・対応・報告・提案・価格・工事中・引き渡し・満足度など自ら確認しなければいけません。


その他にも、もちろん地域密着だ!の顧客満足だ!などもよく口にされますが、どこの工務店も家づくりに関しては、正直漠然としたことばかりを散々聞かされてきました。


つまり、建材や設備機器の納材だけで家づくりをする工務店とお付き合いしていると〝仕入れ価格がいくら?〟だけの接点になり、どんな家づくりをしているのか?本当に価格が適正なのか?お客さんへの対応がいいのか?いい家づくりをされているかどうか?などは、家づくりを本当に依頼しない限り不明であるという事であります。


普段は、きっとできるであるだろう!と希望的観測で見ているので、その会社の本当の対応力や提案力などは、経験しない限り一切見ることができないものですが、これが実態であります。

 
もちろん雑誌やホームページなどを見ただけでわかるはずもなく、先ほども申したように担当者を見ただけで判断できるものではありません。特に組織による家づくりとなれば、よりいっそうわかりにくくなります。窓口だけでも対応が違いますからね。 


ちなみに納材だけした現場を何度か見に行ったことがありますが【見に行く必要はないのですが興味があったので】建て主がかわいそうだなぁ・・・という現場に何度も遭遇した事がありました。


この程度のプランしかできない人たちが、発注する時にあんな偉そうな事を言うんだ。。。とそんなこと感じた事が度々ありましたが、今している家づくりサポートでは、見積の内容や書式、質問に対する回答や商談の様子などをじっくり見ることができ、現実の工務店・建設会社の問題点やそれぞれの温度差がリアルに感ずることができ、それを実際の案件を通じ、客観的なこの立場からプロ側に対しても、アドバイスができると感じましたが、仮に指摘した場合、その後、経営者が改善するか否かは別であります。


もちろんお客さまとお会いしても、選ばれなかった工務店などには、その時の理由や課題として、場合によっては、決定した工務店の見積内容をお渡ししたりして、今後のためにも勉強していただきますが、過去には、受け取っておいて、不愉快だ!といって激怒された経営者もおられますが、ただ、こういう経営者がいる会社さんは、それを課題!とは思わないようで、なにも改善しようともせずに、感情的に怒り、批判だけをして去りますが、非常に残念に思えてなりませんが、姿勢は変わることはないでしょうね。

 
素直に意見を聞かずに前向きな改善をしようとしない経営者がいる工務店や家づくり会社などは、こちらも、去る者は追わずで止めることはありません。その理由は、そんな
家づくりをする会社をお客さまは、一切望んでいない!と言えるからで、嘘が通用しない今の時代についていけないだけなので、どうぞお好きに・・・という感じですが、やはり数年経過したらその会社はなくなっていることが多いです。

 
私自身これまで150棟以上の家づくりのサポートしてきて、建て主よりも業界の事をわかっているつもりです。いいプラン悪いプランを判断して、適正な見積であるのか そうでないのかの判断を数々してきている結果であり、そんな過去の経緯があっての
サポートとなっておりますが、このサポートについて時折批判する人がおられます。

 
それは建て主であっても、プロであってもで、プロの場合は、ほとんどのケースで

 

 邪魔するな!批評するな!絡んでくるな!

 

という事がほとんどですが、よく考えてみていただければ、邪魔するって別に私が営業をして積極的に割り込んだわけでもないですし、そもそも不安にさせるような、私が絡まないといけなくなるような疑問の対応をしている事が要因であり、信用・信頼できなくなって不安につながり、こちらにご相談してきているのであります。

 
そもそも誰にも、批評や批判されないような堂々とした仕事をすれば、いいだけですし、突っ込まれて納得できるようなシステムや説明ができないのがほとんどのケースであり、この業界は、なにかと圧力で抑えようとするプロがとても多いです。

 
特にこの業界は、意外とその方が他のプロたち、例えば建築家は、工務店ハウスメーカーを批判 (本まで出しているおっさんがいます) ハウスメーカーは他の工法を批判、工務店ハウスメーカーを批判している傾向があります(その割に真似ている工務店多い)

 
そんなことをしていないで自分たちのデメリットを補足する事を解決するように考慮すればいいのに・・・と思います

 

ハウスメーカーもそうですが、大手というのは会社だけでしていることは個人商店のようであり、私にこのブログなどで沢山突っ込まれています。

 

とあるお客さんのご相談をお受けしていたら、そのお客さんが商談している某家づくり会社などは、連絡してきてお伺いしたい!という事でしたが、私が 

 

 ちゃんと対応してくれていたらそれだけでいいのでわざわざ来なくていい

 

と言ったにも拘らず、是非ハナシがしたい!と強引に来た事がありますが、結局、彼らが私に要望することは 

 

 一切 手を引いていただいてほしい・・・あなたに直接お見積もりは出せない!

 

など自分たちのご都合ばかりを申されてましたが、私が

 

 あなたから家づくりを相談されているのではない!
 お客さんに渡しても結局、私のところへ届くから同じ事です!


最後は、会社の規定で?コンプライアンスで?出せません!ですって・・・笑いますね。。。ほんとおかしいです。ドタバタ、オタオタしすぎ!ちゃんとしているなら堂々とすればいいのに・・・

 

ちなみにならその規定を見せて!といえば、いえそれも見せれませんって、何を言っているのやらで、いい対応したら今後もいい関係が築けるんですけど残念な会社でした。 

 
このようなことは、建築家も過去には存在していて、その方は今ではどうやら建築プロデュース会社でご活躍されているようですが(笑)35坪ほどの大きさで坪単価50万ぐらいで希望している方に倍ほどの大きさで坪90万ぐらいの家を提案して、

 

 直接説明させてください!説得する自信はあります!!


って要望された建築家がおられましたが、

 

 その資格なし!そもそも論がわかってます?

 

ってお断りしましたが、こんな世間とずれた感覚を持っている人が、多いのがこの業界人です。

 
もちろん中には、尊敬できる見習うべき営業マン!いい雰囲気をもった建築家!立派な経営者の工務店はおられますが、おそらくこれってあの2:8の法則だろうなと思い、

 

 同じ給料なら真面目よりさぼる方がいいじゃん!
 高い家の方が儲かるじゃん!
 性能などどうせわからないなら安いだけでいいじゃん!(・・・なぜか標準語)

 

というプロの方々は、どうぞ他の仕組みに登録をしてください!そのような感覚の方々とは、私はきっと合わないと思います。


このサポートが、できて間もないころに 

 

 今不景気だから赤字でも私の家を建てる工務店を紹介して!

 そもそもあなたは何がしたいの?


としっかりとホームページの中身も読まないで、安易にわざわざ言ってくる人がいましたが、お互い時間のムダなのでバサッと相談すらお断りしております。

 
真面目なプロの方々の窓口であるので、こちらもお客さまとなりえる人かどうかの質は選びます。これも適材適所です。大変厳しいようですが、これがお互い幸せな家づくりに繋がると思っております。建て主がプロを選ぶようにお客さまも選ばれます。これが成立してお互いに HAPPY!な家づくりとなるのです。

 


■ そもそもの家づくりに対する考え

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