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リフォーム市場を考え、変える⁉

リフォーム会社の窓口の担当者って たぶん凄く差があるのだろうなと感じる。営業に長けているからと言って建築に明るいわけでもない。


これは ハウスメーカーでも同じ事が言えます。


昨日まる1日かけてチェックしたリフォーム工事の見積もり内容ですが、屋根勾配を考えていないのだろうか?増築部の屋根にカラーベストを使うようですが、最低勾配というのがあるんですけど無視されています。こういう点がプロとは言えないところです。

 

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プロというなら しっかりしなはれ!

 

また久しぶりに物件が多いのでリフォームについて考える時間が増えました。というのも、場合によっては、リフォームの元請けをしなければいけないかも…で、もちろん経済的にリフォームをするという意味も理由もあっての事ですが、若かりし日、リフォーム会社で独立しよう!と思っていた時期もあったので、素直な流れかなと受け止めたりしております。


元々このリフォームは、自分の天職と思っていたし、よく知るこの世界で、好きな仕事でありますから、リフォーム業界の根本的な仕組みやこれまでの常識を覆す事を考えているのが、実に楽しいのです。


ただ年齢が年齢だけにこれまでの経験を踏まえ、リフォームに関しては全ての総決算をおこなう予定であり、嘘・偽りのない情報を適格にお伝えしたい。

そう・・・ちゃんとしたリフォーム をお届したいと考えております。

 

おそらくこれまた整理に何年もかかるでしょう。でもいつの日か、リフォームについての自分なりの総決算をしてご報告したいもので、住宅業界では、新築市場よりリフォーム業界の方が、性能に関してなどを含め未だに何かと遅れています。 

 

ただ、更地に建てる新築よりも建築知識が必要なリフォーム業界であるのですが、なのに相変わらず、建築知識の欠片もない方が窓口として対応する場合が多いので


 見積もりできない 提案できない 現場わからない

 

そんなリフォーム担当者が沢山おられます

 

また新築よりも額面が低いので、住宅業界、特に新築分野からはなめている傾向があるのも今のリフォーム業界と言え、たしかに本当にできるの?と思われる胡散臭い会社が多いですが、新築も経験して、リフォームも経験すれば、きっとリフォームがどれだけむずかしいのかがわかるかと思います。

 

もちろんそれは、リフォームという事に興味があって入り込めば…の話であり、金儲け目的だけのために下請けに丸投げで捌いていても成り立るのもリフォーム業と言えるので、そういう方々にはきっと永遠にわかる事はないだろうとも言えます。

 
そのリフォームを天職だろうな~と言える私にとっては、実に楽しいものであります。
そう!とっても〝ワクワク〟するのである。考えただけで楽しくなるのです。


その楽しさを誰かに教えてあげたい。沢山の若い活きのいい子を育てたいし、経験させたいと心から思っていましたが、これまで私が教えた後輩は、いまや店長や社長となったり独立されていますが、彼らも適職であると感じたようです。

 
またリフォームで、お客さんの喜ぶ顔を見るのも、実にうれしいものなのである。


リフォームのこれまで住んだ〝家を大切に使う〟という考え方もとっても好きで性にあっている。まだ使えるのに味わいある家をも安易に潰して更地にして好きなように建てる…それって、よく考えれば、予算さえあれば誰でも、どんな人でもできますよね。

 
そんな新築のセンスや知識は、いい年なので、これから先はできるだけいいエネルギーを持った若い人に譲りたい気持ちはあります。


しかしですね。。。だからと言って、自分都合の私利私欲で過剰な提案や作品などを押し付けてはだめですが、おそらく、もっと探せば、すばらしい知識と知恵と工夫を色々経験上兼ねている方が沢山いるので、先々は任せることにしたい。

 
でも、残念ながらリフォーム会社で これはいい!という会社や仕組みをまだ見ていない。やれカフェ風だの奇を衒う会社は多いが、根本的な仕事の仕組みは、全く変わっていないので驚くほど価格は高く提供されている。

 

顧客満足でリピート率が高い会社などは、30年ぐらい前からずっと言われ続けていることを実際に実行している会社が注目されているだけであり、売り込みや効率がいいなどの売り手の都合的なものは沢山あるようだが、個人が本当にリフォームという仕事を楽しんでいるかどうかは、はなはだ疑問と感じるものが多い。

 
よく最近では、不動産を絡めてリノベとしたりしているようですが、主導権は買主にない仕組みばかりであり、リフォーム業界などはそれが悪化していくばかりで根本が無理なように感じていて、今のリフォームの進め方や考え方などを全て覆すつもりで、天職と思った仕事なのでこれからの自分の糧にしよう!と思います。

 

だから最近は、時間のスキマを見つけては、頭の中で現在のリフォームの事情について
よく考えるようになりました。厄介な事に時代もあり、インスペという元々何をしていたの?偏っていませんか?という方が増え始めている。

 

私がリフォームの仕事をしていた会社というより営業所では、少し自慢になりますが、紹介&リピート率が驚異の7割超えだったんですよ。雑誌などへの宣伝は、本社がしていましたが、その情報のほとんどは東京なのでほぼ頼ることはできない。つまり宣伝ができないから、では、どうすれば安定した数字があげることができるか?という結果、最後に辿りついた方法です。

 

毎月3割の新しいお客さんを増やしながら、全てのお客さんを満足してもらい、また紹介やリピートにつなげる。。。ですから、広告宣伝費はほとんど0円だったんです。というより、先ほど申したように会社の方針で大阪に1営業所しか(東京は30店舗以上)なかったので、そうするしかなかったので営業所内6人全員で同じ方向に向かって活動をしてました。

 

この当時に私は学んだことが多く、サラリーマンでありながらも一番成長でき、楽しい時でしたが、そういえば、その時の事務の方からの年賀状には、その方も一番楽しい時期でした!と書かれてました。

 

最近 ご相談があって知らないリフォーム会社 数社のホームページをみても、なんかどこも同じようなつくりでコピーされた感じがして少々ゲッソリします。

  • 価格がパックになったタイプか作品を羅列しているタイプのどちらか
  • 雑誌の事例も同じようなものか、店舗のようなカフェ風
  • 子供や犬猫を絡ませる写真
  • 集客のための価格表示で最終的な価格が見えない
  • 本当の善し悪しや流れが見えない
  • 概算と本契約に差がある
  • 別途やオプションが予想を超える内容と額であったりする
  • それぞれのリフォーム会社が利益率がばらばら
  • それぞれのリフォーム会社が実力も価格もばらばら
  • 担当者が知識も経験もばらばら
  • 下請け任せの会社が多い。つまり流通経路もムダが多い
  • 消費者にとって問題点がはっきりと見えないので実際に進めてみると騙されている感じもして怖い
  • 見積書の内容がよくわからない
  • 性能や品質がわからない 見えない
  • プランや提案内容が適格なのかよくわからない
  • 書式も各社違うので比較検討できない
  • 適正な対応がわからないのでその適正な依頼先がわからない

 

・・・こんな感じですが 皆さんはいかがですか?

 

でも、これらって結局、新築や建て替えと同じで、リフォームとしてではなく、新築や建て替えとして読んでみてください。きっと同じように当てはまります。


つまり、これらって今の家づくり、そのものの問題やん!って事になります。

 
リフォームで まるごと〇※▼とか、新築◇※▲くんとか、価格で皆さんになんとなく安く見せていますが、ドンブリ勘定の坪いくらとかの表現と同じであり、結局は、常に売る側は、利益がたっぷり確保できる部分と曖昧にできる部分があり、逃げる事ができる場所を作っていて、本体価格とか、●●円~(から)と表現して、そのままの価格ではできない事が多いものなのです。

 

わかりやすい事例で言えば、コンセント1箇所の費用まで出ていますか?

 
企画ということで簡略化して効率よく!なんて事を言ってますが、逆に言えば、弊社はドンブリ勘定です!!という事を意味しております。


さて、このどんぶり勘定ですが、仮の話になりますが、売値が430円となった時に
400円とするか、450円とするか、あなたが売る立場であるならどうされます?

 
買う側の立場であるならば、400円としたいですが、売る側の立場であるなら450円をきっと選ぶ事になりますが、これがドンブリ勘定の答えと言えるのです。

 

買う側とすれば、できるだけ420円でもいいので…と10円でも安くして欲しいはずでし、最悪430円のモノは、その430円で買いたいはず。

 

でも、売る側とすれば、450円のほうがよくて、結果的に440円でもどちらでもよくて、こうして売る側にとって、安全側に効率化や簡略化して、スピード積算でサービス!などと言っておりますが、結局は、どんぶり勘定で安全率まで含んでおります!てな具合で、どこかで必ず帳尻をあわせていますし、追加や別途やオプションなどで更なる利益を伸ばそう!という考えの仕組みであることを理解したうえで、皆案は選ばれることです

 
会社のために一円でも利益を計上する事があっても、あなたのために利益を吐き出すはずことなどはないのです。


儲けなしです!と口で言っているなら、それは嘘つきです。
若しくは、本当であるならその会社はつぶれます。

 

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では、リフォームと新築って何が違うのか?って事を考えますと依頼先の選択と価格だけと言えます。


よって、リフォームであれ、新築・建て替えであれ、同じ問題であるので家づくりとしてホームページ上でまとめていきますので、是非しっかり読まれて、あなたも家づくりを成功させてくださいね。


なお、様々な家づくり会社が、様々なカタチで皆さまに情報発信をしておりますが、いずれもその会社が得意とする工法や業種に関して、偏った情報を発信されているものが多く、読めば読むほど理解しにくい、わかりにくくなり、迷うことになり、情報が溢れて整理できなくなるようですが、売っている商品や内容をしっかり見れば、雑誌の著者欄を見ればわかるようにその人や会社が何が売りたいのか、言いたいのかは見えるものです。


また客観的や第三者といいつつ、建築家をプロデュースをする会社は、建築家だけの家づくりだけを奨励し、推奨しされておりますが、工務店でもハウスメーカーでも誰もに対してそれがベスト、適正であるという事を判断しないで、あなたのご家族に進められます。


ある住宅雑誌を販売する会社でもカウンターで紹介しているような時代ですが、上でも書いたように単純に紹介するだけともいえ、提案や見積もり内容の善し悪しやジャッジなど判断基準がとても大切であり、デリケートな部分に関して結局は、何もわからないはずの施主さんがアドバイスもヒントもなく、判断しなければならない家づくりは、その存在そのものに意味があるのか?と厳しいようですが感じたりします。


また、基本的に雑誌への掲載が条件であったり、その雑誌への高額な掲載費用も出させた上にさらに紹介料もとる!という中小の家づくり会社にとって酷な商売をしていることは、頼む場合でも皆さんはよく考えて理解すべきだといえます。掲載をやめた経営者も冷静に考えた結果、無駄が多いとやめておられます。

 
しかも、雑誌へ掲載しておきながら、その会社が倒産しても、広告という事をたてに広告なので全ては自己責任!と言い切られることも頭に入れて行動をしてほしいと願います。


これまでの教訓では、大きな会社が絡むほど家づくりは淡白である!と言え、ご相談された方が経験されたようにおかしなお金の請求をされるような会社でも○○社が紹介してくれた会社だから、安心!という発想をしないで、そんな疑問視する対応をする会社でも広告だからOKとなっている仕組みがおかしいのでは?と疑った方がいい


ですので、あなたもこれまでの家づくりやそのものの流れや仕組みがおかしい!と考えるようにしてくださいね!

 

新築市場と同じようにリフォーム市場も不動産市場も、素人でも安心して購入できるように是非とも皆さんと一緒に変えていきましょう。 

 

 

housenet.jp