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自分に〝適正な家〟を見てますか?

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皆さんは、車はお好きでお持ちですか?

 

私は、車持たない派で出来れば運転したくない派で、ミニクーパー以外興味はありませんが、レンタカーやカーシェア派ですが、そもそも車の名前を知りませんが、その昔の社会現象にもなったスーパーカーが大流行した時代の車は、漫画の〝サーキットの狼〟も見ながらそれなりに覚えたのですが、今はさっぱりで、そのブーム時のロータスヨーロッパ?にカウンタックにBB?イオタなど・・・それすら記憶が微妙です。

 
車の運転が嫌いなのでどちらかと言えば、電車でノコノコとろとろ行く方が好きですが、その昔は、1台だけ乗っていた事があり、その車はあのかっとびスターレット

 

もちろん、当時も乗れるなら今でいうベンツやBMWやレクサスのような革のシートで
高級な仕様に乗りたいですが、〝身の丈にあった〟車を選んでも十分満足してました

 
・・・そうです。家もそうなんです。身の丈にあった家でいいんですよ。上見たらきりないですよ。

 

そりゃ~高級車の内装を見たら、誰しもいいなぁ。。。となりますが、それなりの費用は必要なのです。でも中古なら買えるかもです。


はい そういうもんで、家づくりも同じです。


でも、大量生産の車と違うので、如何に住みやすくするか、快適にするか、ムダを省くかなどを考えてオリジナルなものができるのです。


しかも 例え同じ性能や仕様や広さの家だとしても、販売手法や流通経路が長ければ長いほど価格に大きな差がでて高額になるのも〝家〟と言えます。

 
車は、カタチも流通経路も決まっているので、どこで買っても同じ仕様でほぼ同じ価格ですが、家はほとんど同じものはありません。

 

最初の頃 それを同じようにしようとしたのが、プレファブであり、ハウスメーカーですが、敷地条件や家のカタチや要望 間取りは、違います。

 
その中でも唯一最初から決めることができるのが、性能と仕様だけ。それを企画化していますが、その結果〝大量仕入れ〟という言葉を使っていますが、消費者に還元されていなくて、逆にそれ以上の利益を必要とする販売形態となっているから、全く安くないわけです。

 

だから色々な住宅展示場のモデルハウスや見学会などを見に行かれるのは、とってもよい事だと思いますが、その価格を聞かなければ、自分たちに適正な家をみているとは言えないので、そのいい例がモデルハウス

 
確かに見た目はいいのですが、現実的ではない=身の丈にあっていない家がほとんど。

 
モデルハウスで色々なヒントを得るのは、ほんとにいいことなのですが、1500-3000万以内の家を建てる人が、ほとんどなのに住宅展示場の家や建築家が建てる5000万や1億の家を見て、いいなぁ~と思うのは、あたりまえのことであり、それだけの費用を出せば、誰でも建てる事が出来ます。

 
ですので 感覚としてもっと現実的な家を冷静にみてほしいと思います。

 

車も家も高いものは 普通のものよりいいのに決まっていますが、その世界だけを正当化しないでほしいものです。予算 大きさ 依頼先などから家づくりの方法は、絞れてくるものです。

 

身の丈にあったと言いたいのは、まだありまして、お支払いに関して住宅ローンを組まれる方がほとんどですが、モノを購入する際に分割をして誰しもムダに金利の付くローンは、使いたくないものかと思います。

 
でも、これが家づくりとなった途端にほとんどの方が確実に麻痺されます。

 
そのシステムバスにキッチン、トイレに手洗い、洗面化粧台に床やサッシや建具など住宅ローンで購入するという事は、つまりこれらひとつひとつ金利付きで全てローンで買っている事と同じ事で、家の支払いと同じで25年とか35年ものローンで金利を付けて分割して買っているのと同じ事なのですよ。

 
ですので 住宅ローンだけは別とは考えないで 本当に今必要なのか?をよく考えた上で、床や設備機器なども選ぶようにしてください。


もちろんまだ支払い終わっていないのにシステムバスやキッチンの交換時期がくるかもしれないのです。車やモノのローンと住宅ローンは、同じですよ。

 

 ■だから先生は 作品というのです

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