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買うか買わないか 買えるか買えないか

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完全注文住宅の場合は 土地を買って 建物を計画して 予算も組み 融資のめどが立って、はじめてじっくり計画が組めることになります。
 
これらの流れが、一連にある程度まで進まないと計画は〝水の泡〟になります。

 

また、これらの流れで何が一番ネックになるかと申しますといい土地をみつけて買おうかな?と思ったときに融資を申し込む際の仮審査用にプラン図面と見積もりをすぐに出さなければならない事になりますが、さて、そのプランと見積もり書どう用意されます?

 

ここでいたずらに数ヶ月経過するとそのいい!と思った土地は、きっと誰かのものになってしまいますし、もちろんプロもこのあたりは、わかっています。

 

そこでプロは、どういう事を狙うのか?といいますと相談された時点で、融資さえOKされれば間違いなく他社との競合なく家づくりができるというメリットがあるのです。

 

わかりますか?他社と比較されずに競争相手なく・・・ですが、これっていわゆる建築条件を付けた事と同じようなもので、同時に恩を着せるという事まで絡んでる感じでしょうか?


家づくりを考えるとプロ側は、少しでも高い売上や利益をあげようとする立場であり、依頼する側である建て主は、間逆でできるだけ無駄をなくして経済的な家づくりを考えているはずなので、ここでいい家づくりという点は、目標として合致して間違いないのですが、決してその目標の本質は同じとはいえないところにギャップがあり、家づくりに関して素人となる建て主が非常に弱い立場になってしまうといえるのです。


これが、土地を買って好きな家を建てたい!という方にとっては自ら動いて考えて進めようとしても難関になるといえます。

 

一方で融資をする銀行とすれば、あまり家の質にはこだわりはありません。欠陥の可能性がある建売でも融資をされますが、そもそもここも問題なのですが(笑)担保としてとるのに、不動産部があるのに建物そのものの判断や審査などは非常に無頓着で興味なしといえますから、これまでも欠陥住宅の要素が高い建売物件でも融資がついたりしてきています。


貸す側である銀行は、あなたがそもそも買えるか、買えないかの審査とあとは、あなた自身が買うか、買わないか、必要であるかどうかの判断だけでよいとなるので、建売やマンションが楽だからということで選ぶ方も多いのですが、なんとなくよい・・・という程度でそもそも家にはあまり執着はない方が多いように感じます。


また、先ほどのように銀行は、建物に関して個人の支払能力と担保しかみておりませんので、あなたがいくら建物に対して、坪単価を多くかけても【リフォームも同様】一律評価価格というのが決まっているので不動産屋も売却の際には、大手ハウスメーカーで坪100万以上かけた住宅であっても、建売であっても、残念ながら今の評価は同じとなり、木造で築何年・・・という点しかみていないことになります。おかしいですがこれも現実。


となれば、皆さんは、これを逆手にとり、できるだけ無駄をなくして経済的な住まいを建てることが資産価値の高い家になるということです。

 

わかりにくいかもしれませんので事例としては

  1. 30坪の家を100万/坪かけて3000万
  2. 30坪の家を 50万/坪かけて1500万

どちらも木造であれば、築10年の時に坪当たり30万と評価された場合は、1では 900万でマイナス2100万となりますが、2も同じ900万とされてもマイナス600万という差が生まれます。

 

・・・おわかりいただけます?


これからの時代 女性の一人暮らしの方向けの戸建ての分譲などもあってもいいと思います。小さくても、もし結婚しても、そのまま暮らせる程度の大きさの家。

 

将来のために自分の資産を持つという意味でも、上下階やお隣に干渉されない本当の意味での資産価値の高い戸建てっていいと思いますが、これもおそらくネックになるのが
銀行で一人住まいの女性に積極的に融資をする銀行があるのかどうかで、仮にあっても金利が高かったりして、きっと足元見ている感じはします。借りる方がお客さんなのになんか偉そうな銀行は、やはり鼻につきますが保身なだけでしょうね。


だから雨の降っていないときに傘を貸すといわれるのです

  

■ どう考えても小さくても戸建がよい
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