思いつきと経営方針
ふと思いついたので算数レベルですが調べてみました。
建物の大きさによる周長の違いってどれぐらいなのだろうか?
左の表は 間口と奥行きによる建物の周長を表しています。ど真ん中が4間の正方形で周長は29.1mで合計4間×4=16間ですから2間×6間、3間×5間と同じ数字はあたりまえ。そこを1として基準とすると間口と奥行きの関係で数量がこれだけ違ってきます。
現実として家としてあり得るのかは別にして3間×3間や2間×4間と家が小さくなれば、25%も周長が小さくなる。即ち外壁に面する部分の長さが変わるわけです。
これが算数の理屈ですが、ハウスメーカーなどの企画住宅の場合1以下はすべて1とするが大きくなる部分についてはしっかりと高い目の費用設定で別途やオプションや追加費用として計上するようにすれば、どちらに転んでも純標準を選ばない限り、利益は伸びるという考えでできているものですが、これらの事も意識されることです。
家の価格2000万が1800万となれば、10%200万の差額となります。
坪65万が58.5万でも同じ10%の差でありますが、皆さん 家の価格の感覚をマヒされていませんか?
弊社についても 時折、住宅業界の方からもお客さんからも
自社で建築工事を契約したほうが売上もきっと楽になるのに…と言われます。
確かにできない事はない。できるでしょう。。。
売上的にも利益的にも、きっとその方がラクかもしれない。
しかしながら、それで本当に当初の理念や考えなどの目的を達している!と言えるのでしょうか?となります
家づくりの仕組みや流れを変えて経済的な家づくりをする!!
事がそもそもの主旨であって
売上や粗利をもっと上げる仕組みづくり!!
という事が目的ではないということです。
起業した当時の考えも、この胡散臭い代表的な業界で住宅&不動産業界にいながらも「わくわく」「一生懸命」「バカ真面目」「楽しむ」「人の役に立つ」「嘘をつかない」「関わる人全員が幸せに」ということのために起業をしたはずであり、サラリーマン時代の「お金」「安定」「地位」「名誉」などに関して価値観を感じていなかった。
仮に皆さんに言われるようにしたところで、目先の数字はいいかもしれませんが、だからといって自分の達成感を得られるとも思えませんし、本来の目的を見失って価値観もわからなくなるだろうし、誰のために何をしているのだろうか?と考えるだろうし、何もかもが決して〝ラク〟になるとは思えませんし、継続できないだろうなと感じています。
しかも、はっきり言うと弊社が仮に元請けとなり受注したら、他の家づくり会社などと同じ様に宣伝や保証や保険のことなど考えると工事費用が同じような価格になりますので、それこそ何のための何をしているのかわからなくなります。
ちなみにこれって2000万でできるはずの家が利益率20%とすれば2500万になるという意味ですが、本当にそれでいいのですかね?何が変わるわけでもないし、誰が幸せになるのですか?
同時に売り上げや粗利額が目標となり、社員を雇うことなどなれば、間違いなく年間売上高を目指して、建築本体工事の費用を今よりもできるだけ少しでも高く、利益率や額のいいものをあの手この手で積極的に皆さんに言葉巧みに売り込みます。
そうです。途端にサポーターがその日から完全なる営業マンと化して、素人でありながらも依頼する立場である皆さんは、プロ相手にこれまでの建て主と同じようにサポーターがいない理不尽な家づくりを続けなければいけませんので、またこれまでの家づくりと同じになりますので、こんなことを考えれば、弊社が元請する意味のなさがおわかりいただけるかと思います。
この住宅&不動産業界で変わったこの立ち位置の人は、今のおかしな家づくりだからこそ建て主にとってもプロにとってもこの業界のためにも必要であると言えます。
誰が建て主のサポートするんですか?
例のス●モがあるじゃん!?
いやいや、あれはプロにとっては便利なもので、よ~~~く考えてみてください。
発想が雑誌であれ、ネットであれ、フリーペーパーの発想が基本でプロを売り込むための販促支援として世に供給されているものですので建て主の味方をしているわけではありません。
1棟でも多く売るお手伝いをしましょう!
これが基本ですから また100万戸目指して!なんて 平気で口にしているのですが、弊社は建て主や施主 買主の見方であり、消費者のための家づくりのサポートなので、年間100万戸なんてどうでもよくて、50万戸でもいいので嘘のない真面目ないい家づくりをして、無駄のない質のいい身の丈に合った家を建ててくれる会社を見つけて、建てた方はもちろん家づくりに携わったあらゆる方が、皆ハッピー!になりましょう!という主旨ですので、販促支援をしている会社と同じ扱いしないでほしいものです。
ですから、弊社にはいい加減な家づくり会社はお客さまに推奨されませんし、口だけの方もズボラもダメで、小手先のテクニックなんて全く通用しないんです。
できるだけ高い売上、高い粗利額を出して、できるだけ儲けていただくためにプロ達を売りこむための支援をしているわけではありません
いかがでしょうか?
ス●モとどう違うの?というご質問をされた方
主旨をおわかりいただけますか?
これが本来の家づくりサポートというものです
プロのための売り込むサポートと一緒にしないでほしいです
一度経験したことがある方に口コミで広げてもらえるように真面目に愚直にせっせせっせとサポートをしております。
プロにおかしい!と言うこの立ち位置が必要