家づくりをする前にそれは〝メタボ〟ではないですか?
昨日は、終日プランニング
終わったはずのプランが、朝風呂に入っている時に気になり、そこから結局、終日プランニングしていました(途中お休み含み)
まぁ~予定外のこんな日もあるだろう。でも前に進んでいると考えて前向きにとらえております。
では イエヅクリノオハナシ
- 性能が落ちても 広さは譲れない でも、空調などのききが悪いのは嫌!
- ランニングコストを少しでも下げるために太陽光やオール電化などをお金をかけてつけます。その代わり、断熱やサッシのランクを落としてほしい
- 予算は譲れないけど狭くはしたくない
- ここのスペースに収納増やして、もうちょっとここを広くして!でも、予算はこれ以上出せない
過去の相談で実際にあった方々ですが、どうしても最後は、価格優先とされるので、ヤスモノ買いの選択をして、色々と契約後に追加などを請求され、トラブルになってもめるか、はたまた結局は、相手に譲ると不快となり、高い買い物をする事になるパターンが多いモノです。
同じ性能同じプラン同じ機能性なら、価格は安い方が理想であるのは決まっていますが、ある程度の品質や性能は、落とさないで確保する事が大前提のオハナシです。
もちろん!過剰な事は、プラスアルファでお好きに考えればいいことですが、予算がないという割に床面積を安易に増やしたり、サッシや建具などの建材を増やす方がおられ、見積もりをしたらえらく高くなったなぁ~と言われる方が意外に多い。
つまり、これは、家が〝メタボ状態〟といえ、モノを減らして、少なくして処分する事をしないで、それらのものを置くための空間をお金をかけてつくっているようなもので、空間を過剰につくって、メタボ化しているのが今の家づくりで多いと感じています。
相変わらず、家族が減っているのになんだかんだと言いながらも、平均工事単価や床面積は、増えていたりしますが、これも冷静に考えると売る側であるプロの誘導ともいえます。
小さい家などを計画すると風も光も通ります。
家族のコミュ二ケーションは、自然に深まります
エネルギー効率も良くなります
それが地球にも優しくなりますし、まずローンを借りれるだけ借りなくてすみますし、これで敷地いっぱいに建てる必要もなくなります
売る側にそれを期待しては、だめで、買う側である消費者が、毅然とした態度で、自分の身の丈に合った家づくりをしっかりと計画して進めるべきだと思っております
収納が足らないというならモノを一旦処分すればいいのです。
靴も最低限度の数にすれば、大きな下駄箱スペースはいらなくなります。
だから今、身の丈ハウス、小さい家について、自分の考え方を記事に書いていて、そう感じました。
出来るだけ予算を掛けなければいいのであって、仮に融資枠が4000万組める!といって、プロから言われるまま満額の4000万ローンを組む必要はないのです
できるだけ借入を少なく できれば借りない。
それが基本です。
他のローンや借金だと神経質になるのになぜか対象が住宅となると麻痺される方が多いですが、おそらく家賃との絡みからなのでしょうか?
でも、家賃を払わないで済む事が一番という事も忘れないでくださいね。
ローンが終われば、払いはなくなるのです。
銀行は、リスクヘッジをして貸せるだけ貸して金利を稼ぐ
家づくり会社は、できるだけの利益と売り上げが上がればよい
そんな両者の都合にわざわざ消費者が乗っかる必要はないです
■ どうしても敷地いっぱいに建てないといけないのだろうか?
housenet.jp
家づくりで営業担当って本当に必要だろうか?だからトラブルになる気がする!?
昨日は、雨のボート上を横目に見ながら、南港にあるリクシルまで朝から行き、家づくりのご相談対応でした。
3社と家づくりを平行に進めてましたが、プランも仕様も違い、よくわからなくなったご様子で、3物件ともチェックしながらアドバイスを交え、3時間ほどオハナシを致しました。
今回のご相談者は、以前のお客さまからのご紹介なので、これはうれしいですが、既に3社に見積もりを依頼しているようですが、今回は偶然に3社とも知っていて、それぞれの〝らしさ〟は出てましたが、若干立場的な売込み感が激しく、しっかりとお客さまのご要望を聞いていない感じがした
特によく知る会社は久しぶりに見積を見ましたが、経営者も変わってから、価格が異常に高くなっているような感じです
ベースとなる2者のプランを複合させて修正して、優良な家づくり会社を募集して、いい家づくりができるようにつなげていきたいです。
ちなみに打合せスペースはこんな感じですが、こういう場所を有効に利用することで家づくりのコストが低減できるので、中小は事務所を立派にしなくても、こういう場所を大いに利用すべきと実感。
さて今日のイエヅクリノオハナシです
私もリフォーム時代に営業経験もあるのですが、全くご縁がなかった報奨金
だからというわけではないですが、サラリーマン時代からサラリーをもらっている以上、自分の仕事さえしっかりすればいい!という姿勢でしたので、報奨金という仕組みは、なかなか理解できませんでした。
もちろん販促から集客、受注から工事管理に引き渡し、発注を含め、全ての仕事をしているならわかります。
でも、〝契約〟するだけの仕事で、はたしてそれが必要かな?売るだけで終わりの仕事ではないし、そもそもその営業という仕事に集中できるのは、事務や販促担当、設計、工事の方々がおられるからで、例えば、事務所を掃除してくれている人がいるからであり、自分は、その部分は整理や掃除しなくてすんでいるから、感謝しつつ、契約できるように頑張ることが営業という仕事だと思ってます
もちろん、私の考えや価値観です。
だからこそ、現場で大工さんなどの職人さんに感謝しなければいけませんし、そういう環境を与えてくれたお客さまに対しても・・・であり、誰がえらいわけでもありません。
これが、家づくりであたりまえだと思っておりますが、こういうのが組織になった途端に、責任の所在がはっきりしない、どうしてもご紹介できない家づくり会社になってしまいます。
その昔、とある住宅会社の営業マンとこんな会話をしました。
私:最近、営業マンのモチベーションが低いけど何故?
営業マン:それは営業マンは、会社の先々のことなんかどうでもいいんですよ。毎月の報奨金などのお金さえもらえれば・・・
私:お金は、あとからついてくると考えれない?
営:ありえないですね。例えその現場が失敗して赤字になってもそれは僕のせいではない。営業としての仕事は、こなしたので報奨金として評価してほしい
私:君のチカラだけで契約できたわけではないでしょう。色々な方のサポートがあって、はじめて成り立つモノだし、チームとして取り組んでいること考えたりすると…その前に会社があっての事だし・・・
営:それもこれも僕らが契約してくるからなので逆に感謝して欲しいですわ
私:あ、そう・・・もういいわ・・・
・・・こんな会話だったと思いますが いかがでしょうか?こういう会話をすると、とっても疲れます。とかくお金のハナシが絡むと彼らは、生き生き、ギラギラしています。
残念ながら、住宅&不動産業界の営業マンは、こんな気持ちでお仕事をしている方は おそらく8割 もちろんこの数字に何の根拠もないですが、業界を見ていて肌で感じる数値ですが、せっかくのいい仕事なのに残念な姿勢であります。特に、この報酬金となれば、契約後の事なんてどうでもいいわけです。
彼らはよく、
僕の前にお客さん連れてきたら、ほとんど契約しますよ。
とほざく方も多いのですが、まぁ~この言葉自体、成長することができるはずなどない言葉ですが、そもそも、そのお客さんは何がきっかけで、目の前に来たのでしょうか?とは考えないようです。
これらは、私からすれば、魚釣りに例えますと
釣堀に行ったら僕でも釣りますよ!
ということと同じことであり、お金出して【広告費】餌あって【キャンペーン】釣れる!と言っているのと同じです。
そのお客さんを目の前に連れてくることが、実は一番むずかしくて、苦労されているという事を考えることはないのです。
だから、その販促が手詰まりなので、お金を人参とされて不動産会社に絡んでおられます。契約後の満足度をあげることも、住宅会社にとってはとっても大切なことですが、報奨金の対象外となること、他部署がする事となるのであまり重要視しません。
おそらく高度成長期にバリバリしていた人たちが、管理職などになっているので、現在でもこんな相変わらずの昭和を引きずる環境がそうさせるのでしょう。
同時に接することが多い同僚との社員との差も数字で明確となるので、やはり長く営業をしていると先が見えないほど鼻が伸びて勘違いするようで、そもそもの価値観は、こうなってしまうのでしょうか。。。
だから住宅業界の営業マンは、他業界ではつぶしがきかないとよく言われるのです
平成も終わろうとしている時代にあいも変わらず、昭和の売り方や考え、仕事に対する姿勢を変えない限り、住宅でムダで不経済な理由は、過剰宣伝と展示場とツールと営業マンであるということに気づかないまま、不思議なぐらい営業というお仕事をしている割にその部分の感性は、鈍感なようです。
家づくりをする経緯で他のスタッフより高い給料を取れる営業マンって、本当に必要と思っているのかな?
営業マンが不在でも 普通に家づくりってできるんですけどね。。。
子供に堂々と背中を見せることができる?
子供にさせる事ができる仕事?
後ろめたいことはない?
大切な家づくりなのに 営業担当者の決まり方にも疑問がある!?
なぜ住宅営業マンは、経歴や実績やキャリア、考え方や得意分野や趣味などオープンにしないのか不思議である。
担当が、新人君なら〇〇%優遇!とあれば、それはそれで選ぶ人もいるだろう。
つまり、相変わらず不思議と指名制にしない家づくりが不思議で仕方がない。
頼む方とすれば、バクチや運まかせなんかにしたくない。
今時少し高くなっても 美容室ですら指名制である
その営業マンが好きなよく行く風俗でも指名制はあるのに。。。
■おかしな価値観の人とつくる家づくりが楽しいかな?
窓についてのオハナシ
昨日は、不動産研修でしたが、今回隣の支部の研修を受けてみました。
場所は、住吉大社にある会場。
大雨なので中止なのかな?と思っていたのですが、どうやら実施するみたいだったので雨の中、チン電の特等席で向かいました。
いつもの見慣れた会場ではないのでとても新鮮
例により、また早く着いてしまいましたので、アウェイ感満載なので、一番後ろの席を確保しましたが、両隣は、ゲームしているわ、ひとつ飛ばしておもっきり寝ているわ、小説を読んでいる方もいるわ、講義中に普通に地声で雑談する人いるわ、休憩中にお茶を欲しさに叫ぶ人やご飯食べる人いるわで、どうだろう…という感じでしたが、これって本当に意味がある研修なのかな?と不動産業界らしさを感じるだけでした。
帰りは、朔日詣りに来れなかったので、誰もいない住吉大社にお参りして帰りました。
事務所の場所からして、支部を選べるわけではないですが、隣の支部の方がいいかもなぁ。。。と思っていたら、業界が業界だけに協会は、どこも似たり寄ったりのようで隣の芝生は…だけでした。
では 本日のイエヅクリノオハナシ。
私は、リクシル限定ですが、窓マイスターの資格を持っています(笑)
その窓についてですが、あなたの家の窓は、どんな感じですか?
これから新築などをお考えの方は、どのようにされたいですか?
海外の住まいなどは、デザインも考えられているので窓の大きさが統一です。
明かり取りで吹抜けに窓を取り付けたのはいいのですが、その窓開けれます?掃除できます?
意外と都会に建つ家の場合は、せっかくの窓が開けれなかったり、内側にカーテンまでする始末
明るさや開放的を求めていたはずなのに、外からのプライバシーが守れなかったり、あの夏の日差しまで取り込むことになったりと住んでみるとなにをしているやら・・・と気づかれる方が多いかと思います。
だから、前に中高層のマンションが建つ大阪市内で土地を買って家を建てたお客さまは、前のマンションの視線が気にならないように、バルコニーの壁を建ちあげることによって見事にその目線を防ぐことができました。
ですから、換気やプライバシー、風の流れに暑さなどの事も考えなければいけませんので、窓の計画は、しっかり考えるようにしてください。
で まずはその窓について種類はこんな感じです(リクシルORYKKカタログより)
窓の大きさは、窓により対応できない大きさもありますが、イメージはこんな感じです
窓の理屈は まず陽射しですが 冬はポカポカして気持ちいいのですが これが夏になるとサウナみたいになったりします
だから 理想は窓の外で防ぐのが一番よろしいのです
そんな意味で 日本の昔のよしずや簾の意味があるのです
最近は、まつ毛(庇)なしでツンツルテン(キューブ型)の家が多いですが、夏の日差しを防ぐためには、庇も意味があるのです。
風の流れも入口があって出口があるもので、単室でもいいのですが、吹抜けなどの場合などの竪方向もありです
あと上の右の絵のように風を呼び込む窓を付ける事も考慮した方がいいでしょう
こんなことからも換気のできないハメ殺し窓(FIX)って、ほんとミニマムで計画された方がいいと言えます。窓としてもったいないです。
天窓などの場所にもよりますが、明かりとれるなら是非換気も・・・と考えてしまいますよね
そんな事から安易に引き違い窓で片付けるのではなく、色々と想像しながら考えないといけませんが、これも平面計画の中の一部であります。
もちろん風の通り道も考え お隣の借景もあるなら考えてみてくださいね