工務店が送るメルマガのカラクリ⁉
先日 宣言した通りに住宅業界の裏話で面白い事をお伝えしましょう。
私は、今ではすっかりなくなりましたが、起業当時にあちらこちらの工務店や住宅会社に資料請求もよくしておりました。
毎月のように届く情報誌は、手元にMAXで6社。時間の経過と共に1社減り、また1社減りで今では1社のみですが、こちらからいらない!と言ったわけでもないですが、これが現実でございますが、過去の事例から見て、最近、送ってこなくなった会社などは、そろそろ会社の経営状態がやばいのかな?ってなことも感じたり・・・。
倒産した会社は、毎回カラーの立派な印刷物でしたからね。。。同時に送る人ばかり増やし続けて管理が杜撰だなぁ・・・もわかったりします。
以前もローカル局ではありますが、独自でテレビ番組までも、もっていたある神戸の家づくり会社が、いかにも高額そうなチラシを毎月のようにマメに送られてきていましたが、ある日突然倒産した事があります。
中小の会社は、費用対効果がなければ、途端に資金繰りが厳しくなるのはあたりまえの理屈であり、過剰な宣伝や営業経費などは、経営を圧迫するものです。
その情報誌ですが、ある会社はカラーになり、ある会社は、全くセミナーをしなくなり、ある会社は、フランチャイズをやめたようで、ある会社は、社員や応援スタッフが離れた様子など継続していたら、その会社の状態がよく見えるものです。
そう。ここでも他業界と同じなのですが、急成長で目立つ会社ほど、なくなるのも早いです。
そこで、もう1つの方法で多いのがメルマガ。私も最近は、心が見えないのが多いので必要以上には読まなくなったのですが、どうせ、きっとそうだろうな・・・と思ったある家づくり会社2社のメルマガを同時に受け取っていて〝やっぱりなぁ~〟と感じたことを皆さんに公開いたしましょう!
ちなみにこの2社は、全く兄弟会社でも何でもなく全くの無関係です。
まずA社さんの1通目のメルマガですが、長ったらしく、くどいので最初の部分だけにしておきますね。では まずタイトル
第1回 なぜ似たような家で600万円違うのか?
****
「同じ大きさの家なのに、どうしてお隣さんより600万円も高いのよ!」
「そんなこと言ったて、お前がハウスメーカーがいいと言ったんじゃないか!」
「あなたが『家はやっぱりブランドだ!』なんて言うからよ!」
先日、新築物件を引き渡したとき、偶然お隣のご夫婦の会話が聞こえてきました。奥さんは、苦やし涙を浮かべていました・・・
こんにちは、〇〇様 株式会社▲▲のの★★です。
~~1回目のメルマガが、こんな感じではじまります(笑)
では、引き続き、もう1社のB社のメルマガをご覧ください。
さて まずタイトルは
第1回 なぜ似たような家で600万円違うのか?
おいおい・・・なんと全く一文字も違わないで一緒ではありませんか!?
で その中身は・・・と言いますと
****
「同じ大きさの家なのに、どうしてお隣さんより600万円も高いのよ!」
「そんなこと言ったて、お前がハウスメーカーがいいと言ったんじゃないか」
「あなたが『家は、やっぱりブランドだ!』なんて言うからよ!」
先日、新築物件を引き渡したとき、偶然お隣のご夫婦の会話が聞こえてきました。奥さんは苦やし涙を浮かべていました・・・
こんにちは、◎◎様 ▼▼ホームの◆◆です。
・・・いかがです!?ご覧の通り 想像したまんま。
所詮こんな文章すら自分の言葉で書けない方々ですから、そんな人がブログとか本なんか書けまっかいな!
高いお金を出して、何かに加盟して、色々なもの高額で買わされているんでしょう。
もちろんこのこのメルマガを送っている工務店の経営者は、いずれも本を出している人ばかりで、ちなみにこの2社とも本を出して、いかにも・・・という顔で先生面して著者風に写っています(笑)
勘違いしないですかね?
そんなことすぐにばれませんかね?
その時の方が怖くないですかね?
作家になりたかったのですかね?
その驕りが、最大の敵とならないですかね?
メルマガの文一つ自分の言葉で心をこめて書けないような人が、本なんて書けます?伝わります?
いかがですか?
ひとそれぞれのオリジナルティもへったくれもなくて、全く一文字も違わないで、それから続く文面は ずっと同じ文でした。
そんな事を言ったって なのに 言ったて ってまで同じとはね。。。参りましたが、発送者の心が見つけられませんね 伝わりませんね 知恵ないですね 建て主をなめてますね そもそも自分の言葉でないからですね
長年、家づくりに携わりながらも、自分の言葉で伝えることができないのですかね。
ポリシーを持っていないのですかね??
安くはないであろう こんな簡単な仕掛けで、ずっとお客さまとの関係が長く続くと思っているのでしょうかね?
こんなすぐにばれるような継続しないようなものに莫大なお金をかけるから、そりゃぁ~家も高額になったり、騙すような営業手法をしたり、経営そのものがしんどくなるわけでありますが、業界もなめられたものです。
頭に汗をかいて、努力や苦労しないと。
それよりなにより、この工務店の弱みにつけこんで、建て主に目線を向けないで、プロに対して悪式習慣で高額な商売を重ねている事が、とっても嫌いです。
もちろんこれらの文については、この人たちの言葉でないから本を読んでもとにかくなにも伝わってこないので、メルマガすらそのあと読み続けるきがしないものです。
ちなみに私のこの10年以上続いているブログは、読めばわかる通り、時々育ちが出て 汚い言葉も飛び交う大阪弁満載ではありますが、文が下手かろうが自分の言葉で書いております。
それにしても、まぁ~横着としか言いようがなくて情けない話ですが、皆さん、この住宅業界って所詮こんなものなのです。
■小さな家づくりについてのご相談は・・・
これってセラピー付きの家づくり!?
少し前のオハナシですが、あるお客さまは、この会社かな?と決めながらも、細かい事を付き詰めた結果、プロ側がそれを嫌がり、断られてかなり凹んだ状態で、こちらにご相談に来られた方がおられました。
自分の進め方が悪かったのか?とか、どこの会社も建ててくれないのではないか?などとかくこういう状況の方は、自分を戒めるものです。
これは、ある意味、配属替えになったり、リストラにあった方なども同じような状態かもしれませんが、このような場合は
変化する時なんだ!
と捉えて
今がチャンス! 今変えましょう!そのまま進めない方がいい
と受け止めて、きっと、もっといい会社が見つかるとか、仕事が見つかるなど、ひょっとしたら、何か商売をしろという事なのかな?などと、これからの事をワクワクしながら楽しむように前向きに考えるようにしましょう!
不景気面で、不健康で、悪い言葉ばかり発して暗い気をもった人がいい方向に進むとは思えません。引き寄せの法則でさらに悪い人が寄ってきますよ。
だから、どうせ、同じ時間を過ごすなら、健康であり、明るく、楽しく、笑顔で過ごすようにしましょう!
これではないという事がわかったわけですから、学んでいるので次は同じことはありませんし、きっと必ず前へ進みます。
もちろん冒頭のように凹んだ状態で来られたお客さまには
「おそらく図星で、鋭い点を突っ込まれたので、向こうが逃げたので、そのまま家づくり進めていたとしても、きっと後悔か失敗してましたよ。だからその会社が相手ではなかったのだ!と考えるようにしましょうね!」
といって、こちらからご紹介した会社とは、仕様が上がったのに価格も安くなって、最後は、大満足した家づくりをされ、最高の笑顔で
「あの会社とは契約しなくてよかったです! 」
と言われてました。よかった・・・よかった・・・。
このように私は家づくりを通じて、セラピーもしている感じですが、まぁ~それにしても、なんと情けない姿勢で家づくりをするプロが多いことか!
純真無垢で信頼されるかもしれない素人のお客さんを悩ますなよ!
突っ込まれて逃げるような家づくりをするなよ!
大阪には、宅建業法は関係ないの!?
相変わらず、建築や不動産関係のチラシは多いようです。
そのチラシの内訳は、分譲建売、分譲マンション、仲介専門チラシ、リフォーム会社の4タイプでありますが、さすがに分譲マンションは、相変わらず大きくてど派手で、分譲建売は、決まった会社が多いです。
実は、以前毎週入る家関係のチラシを集めていたことがあります。
それは、かなりの数で箱いっぱいになるほどでしたが、ある時期にスパッと全て捨てましたが、そのチラシをよく見るといい加減な会社や社風などが見えてくるもので、逆も然りでチラシ上でしっかりしている会社も見えてくるものです。
例えば、上場している某住宅会社のチラシは、やはり上場している会社の分譲だけあってその内容の書き込みは、しっかりと書かれています。
またチラシを見ているうちにある程度の相場というものも次第にわかるもので、そうなれば、土地の値段を逆算して、建物の値段や価値も見えてきますが、マンションの場合は、価格を広さで割ると㎡単価が見えてきます。
彼らもワンパターンで、上の階であったり、角であれば、少し高い金額設定をしていますが、不思議なもので高く設定されていたら凄くいいように感じる方が多いのですが、上の階が必ず快適とは言えないものなのです。
チラシの話に戻しますが、チラシをしっかり見ていると意外にも、そこそこの知名度ある会社が、いい加減なチラシを配布している!という事実もみえたりします。
ん?これって無法地帯なのか?
近畿圏でチェーン店展開しているところも、肝心なことを掲載していなかったりで、たぶん問い合わせがあって必ず説明するものと信じたいが、これでは、ある意味、騙しやおとり広告のようにとらえられても、仕方がない部分もあります。
特に図面に関して、いい加減に書かれている事がよく見当たります。
例えば
・重量鉄骨なのに柱がない
・壁もない 車や家具の大きさを小さく書く
・土地が明らかに広い絵である
・法規などが明確に掲載されていない
などなど建築的には 突っ込む要素満載です。
しかも肝心の建替えはできない…とか、建ぺい率などを含め、法規上のこと、つまり不利になることは、あたりまえのように小さく、場合によっては、一切掲載されていない会社もあります。
あるコンサル業をして全国を回っている方にお聞きしたことがありますが、大阪は特に質が悪いらしいです。
不動産専門のチラシは、学区などを強調するばかりで、他の建築的な肝心な事を入れていないチラシも意外に多いなぁ~と感じた記憶があります。
とにかく売れればいい・・・という感覚だけなのでしょうか?
それで思い出しましたが、以前こんな事が本当にありました。
土地を見つけて、好きな会社で建てようとしたら、土地を仲介した不動産会社がどこで建てるにしても、必ず当社を通して頂かないと困ると言われたらしいです。
もちろん条件付きでもないのでそんな縛りはできません。
そのあたりを問い詰めるとその社員は急に退社して、担当が変わり、その旨を伝えたらその必要はありませんという態度に変わりましたが、確かこれも梅田にあった著名なとある不動産FC店でしたが、おそらく推測できることは、会社抜きで個人的に紹介料をくすねようとしていたようです。
実際中古として住んでみて、先々いざ建替えようと考えたときに現状より小さくなったりする事もあるかも・・・です。
こんなに情報があふれてる時代で、未だにこんなペラペラの紙のチラシで「5000万や億単位」の物件も掲載して配布されているという事実も、やはりこの業界は奇々怪々であります。
なので、くれぐれも相手が大手だからとか、聞いたことがある会社だからではなく、不動産物件を購入するということで、それだけの買い物をされるので、より慎重に検討してほしいと願っております。
チラシを通じて見ていても、このブログをお読みの皆さんなら何らかのことが、必ず見えてきます。
安いのに不動産会社をスルーしてきた物件にはなにかがある
おいしい、いい物件は 広告しなくてもすぐに売れています。
そう思って丁度です。
くれぐれもお気をつけあそばせ。
■ 宅建業法って大阪は関係ないの?